創業昭和29年、長崎を眼下に望む
絶景の旅館 矢太樓(ヤタロウ)
戦時中は山の上から造船所を全望出来た為、
山の上に建物を建てられなかったとか。
戦後、当時の市長が、「戦争に負けた長崎は
水産も三菱造船もなくなるので、
観光都市以外には栄える術はない」と話され、
それを聞いた先代社長が、風頭山中の八太郎岳に
旅館を築く為に 自分たちで山を切り開く工事に着手。
その後バスが通る道をつくり水道を引き、
旅館矢太樓が完成したのです。
戦後の日本で山の上から景色を見下ろす旅館は
類が無く、国中から宿泊客が集まったとか。
この日は、「ランタンフェスティバル」の
団体客で賑わっていました。
1959年から2005年まで、国鉄およびJRが
東京駅 - 長崎駅間で運行していた
寝台特急「さくら」のヘッドマーク。
近隣には坂本龍馬ゆかりの地が点在。
徒歩5分の風頭公園には「坂本龍馬之像」
「司馬遼太郎先生の文学碑」「亀山社中資料展示場」
「龍馬のぶーつ像」「亀山社中記念館」へ。
地図も用意されています。
港側は全面ガラス張り開放感溢れるロビー。
長崎の街並みが一望できる空間で、
窓辺に腰かけて寛ぎのひと時を。
矢太樓の中でも夜景が最も美しく見える場所が、
本館4階の展望台になります。
長崎県長崎市風頭町2-1
2024.2.18
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