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日本100名城 鬼ノ城

2025-02-28 00:48:40 | 日本100名城



鬼ノ城には4つの城門がありますが、
推定復元された西門が見えます。
あの山が鬼城山のようです。







主の進入路と思われる場所に西門があり、
高さ13m、三重の木造建築で、
階上には兵士用の部屋があるとか。
(中に入ることはできません)







版築で突き固められた土塁の城壁は長さ約2.8㎞。
版築とは、土を建材に用い強く突き固める方法、
堅固な土壁や建築の基礎部分を
徐々に高く構築する工法を指します。

要所は土塁ではなく、数mの高石垣です。







極めて良好な状態で残っていた西門跡。
戦闘の場としての機能を考慮して
三階建ての城門に復元。

古代山城の城門の復元例としては、
日本で初の事例となります。







西門は日本最大の古代山城大野城の
大宰府口城門(間口8.85m)をしのぐ
壮大堅固な城門です。







吉備平野を見おろす標高397mの鬼城山に
築かれた謎の古代山城ですが、
吉備平野は古代遺跡の宝庫です。







この地には吉備津彦命による温羅と呼ばれた
鬼を退治した伝説が語り継がれ、
昔話桃太郎の原型になったとされます。

伝説では、絶壁にそびえる古代山城は温羅の居城とされ、
約1800年前の巨大墓に立ち並ぶ巨石は命の楯となり、
戦いの後、勝利した命は巨大神殿に祀られ、
敗れた温羅の首はその側に埋められたそうです。







別名:鬼城山(きのじょうざん)
種別:山城
築城者:大和朝廷が有力
築城年:7世紀後半説が有力
主な城主:ー

岡山県総社市奥坂、黒尾

2024.5.15


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