昨日、とある駅のホームで、アツミの前を歩く爽やかなイケメンサラリーマン風の男性。そう、20代後半くらいか。そのイケメンサラリーマン、略してイケサラは、ホームに停車中の、比較的空いている電車の同じ車両に乗り込んだ。
座席が空いているにもかかわらず、そのイケサラ、わざわざ人と人が座っているわずかな間に割り込んで座った。いかにも不自然。アツミも「変だな。」と思いながら、空いているシートの角に腰を下ろした。
と、イケサラの前にはしゃぐ女子高生二人。女子高生は話に夢中になり、ミニスカート状態になっているセーラー服のスカートも気にせず、だいぶ無防備に座っていた。ようするに、だいぶ足を広げて座っていたのさ。
はは~ん。納得。
しかしこれはアツミの憶測に過ぎない。アツミはイケサラの様子をみることにした。と、座った途端にイケサラは、浅く座りなおし、腰を低くして目線を落とした。明らかに目線は女子高生のスカートへ。。。。!!!!周りは誰も気付いていないようだ。
女子高生はおそらくは見えてもいい対策をしているだろう。だけどもさ、だけどもさ、もし対策をしてない場合は大問題だ!というか、対策しててももしアツミが女子高生だったら嫌だ!アツミは女子高生にそれとなく知らせようと思ったが、その術をどうしようか考えた。
むぅ~( ̄~ ̄;)
そうだメモに書いてそれをそれとなく渡してあげよう。とメモを取り出した瞬間、女子高生はピタリと足を閉じた。イケサラは深呼吸。女子高生はそれから立ち上がり、次の駅で降りたのだった。ガックシの様子のイケサラ。イケサラは深く座りなおし、目を閉じて眠りに入った。
もちろんそう言う気持ちはこのイケサラだけでなく、男女問わず、けっこうみんながみんな持ち合わせてて、持ち合わせてるのは正常さ。だけど、実践してはいけないのだ!「理性」なのだ!自分がされて嫌なことはしちゃいけないんだぜ!
どんなに爽やかそうでも、どんなにイケメンでスーツが似合っていても、人は見かけによらないのだ。
「気をつけよう スーカトの先の その目線」
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dais
まさ
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