今日、夏の最終セールを狙って、以前よりそろそろ新調しなくてはと思っていた、ステージ衣裳用のスニーカーを買いに、靴屋さんへ行った。
閉店時間ももうすぐというのに結構お客さんがいた。が、アツミがスニーカーを見ていると声をかけてきた店員さん。目にとまった靴が60%OFFの激安。サイズがあるか聞いてみた。
なかった。。。。
こんなのは日常お茶漬け事
スニーカーだし、靴ひも締めれば良いと思ってひとつ上のサイズを聞いたら、あったので履いてみた。で、でかい。。いくらステージ衣裳とはいえ、大きい。と、中敷きを持ってきてくれた。履いてみると、まぁ、いい感触で、なんといってもお値段激安だったので買うことにした。
レジに誘導され、並ぶことになった。アツミの買うはずの靴は店員さんが持っている。と、その店員さんは呼ばれたのかなんなのか、アツミを置いて靴を持ったままレジ奥へと消えた。。。。
嫌な予感。。。。。。
レジの店員さんが「次のお客様どうぞ。」と呼んだ。が、靴がない。支払いが出来ない。。。。。なので、レジの店員さんに「別の店員さんにお任せしてまして。。。」というと、アツミはお会計をどんどん抜かれ、アツミの靴を持った店員さんは現われない。待てど暮らせど現われない。さらに事情を知らない別の店員さんには明らかに「なんでこの人ここに突っ立ってんの？」的な目線を向けられる始末。。。。
ぎゃぼ～～～！こら～～！店員～！靴を持って消えるな～！買わずに消えたろか～！
と、よ～く周りを見回すと、先程アツミの靴を持って消えた店員さんが他の店員さんと店内で楽しくご歓談しているのが見えた。。。。。。。プチ不幸さん、いらっしゃ～い。。。。
(T□T)！！！！！
いや～、おめでとう！どちらかというとさ、歌うたいってのはオーラを放たないといけない職種だと思うのよ？なのに、どうですか、このアツミの忘れられ具合は？泣いていいですか？泣いていいですよね？盗んだバイクで走り出していいですか？暗い夜の帳の中へ。店員、あなたはかよわき大人の代弁者なのか？
こうなったら買わずに消えちゃる！と散々思った。でも、アツミは小心者過ぎた。心は泣きながらも、歓談する店員さんに「私の靴は？お会計お願いします。」と優等生ぶって、怒ることもなく普通に会計して店を出た。って、店員さんは悪びれることもなく。明らかにその事情を見ていた上司と思われる店員さんさえもまるで知らなかったかのように。。。。。
僕はこの荒れ狂う東京砂漠に負けた気がした。。。もっと強くならなくては、この不夜城では破片になっちまうよ、アツミ！言いたいことはちゃんと言え！と自分を叱咤しながら、悲しい家路に着いたのである。
なんでだろ？なんで自分はいつもこうなのか？
しかし忘れはしなかった、あの店に妄想バズーカを放つことを。。。どか～ん
そんな悲しいスニーカーを見に、8/11はライブに来た方がいいよ。激安の靴を見たらいいよ。
ちっくしょ～！
