アツミサオリのある日の黄昏時☆日々思う所

手にぎりおじさん。

ど~ん!アツミです

今日もオチのない話をしよう。

アツミの自宅そばに小さなスーパーが出来た。

そのスーパーは、お野菜の新鮮さなどに欠けるものの、お飲み物と冷凍食品が、近所の名だたる有名チェーンスーパーを、「きゃ~ん!いわしたる!」くらいの驚きのお値段を打ち出しており、アツミは、お飲み物と冷凍食品は、もっぱらそこで調達している。

が、おそらくはご近所の皆さんは、その無名のスーパーのすごさに気づいていない。

いつ行ってもほとんどお客はアツミだけか、もしくは、いてももう一人くらいで、なんともひますぎるお店。いつも女性2人の店員さんはひまそうに語り合っている。

そんなある日、いつものようにそのスーパーに入ると、少し離れたところにいたおじさんがこちらを見たと思ったら、急に座り込んで、アツミは、何か低いところの商品を見たくてかがんだのかと思ったら横になり、こちらを見て何か訴えたので、慌てて傍に行くと「店員さんを呼んで欲しい」と言った。

慌てたアツミは店員さんを呼んだ。

その時、実はアツミは、少しそのおじさんの行動に不自然な部分を感じ、その行動に疑いの気持ちを持っていたので、おじさんの手をとり、起き上がらせることをしなかった。いや、でも!本当にこのおじさんは具合が悪いのかもしれないし、、、という思いとごっちゃになりながら、急いで店員さんを呼んだ。

1人の女性の店員さんは慌てて駆け寄り、おじさんの手をとり、救急車を呼ぼうとした、が、おじさんは断わった。それをみてもうひとりの女性店員さんは、恐らくはアツミと同じく、おじさんの行動に疑いを持ったようで、おじさんに優しく接することはしなかった。

そんな疑いを持った2人の女性の視線に気づいたのか、救急車呼ばれても困ると思ったのか、とたんに、さっきまでのおじさんは何処へやら。おじさんはすっくと立ち上がり、手をとった優しい店員さんの手をなぜか握ったままスタスタと歩き、外へ出た。

やっぱりか!

ごるぁ!優しく手をとった店員さんの手を離さんか~!やさしい女子の心を逆手にとってからに!許さんぜよ!

優しい店員さんはそのおじさんを見送ったあと、「ありがとうございます!助かりましたぁ~!」とアツミに言った。

いやいやいや!君、被害者やで!

おじさんは、手フェチであったとか????そんな芝居を打ってまで女子の手を握りたい欲望ってなんだ?

以降アツミは、そのスーパーでバッチリ顔を覚えられてしまい、そのスーパーで若干買い物しづらい日々が続いている。。。。。。。。

みなさん、手にぎりおじさんに気をつけよう!
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