脱力日記

スポーツ、本、映画ときどき仕事。自分の身の回りにある、ふとしたことを書き留めたいと思います。気軽にコメント下さい。

コミット

2018-09-11 01:05:55 | 日記
シャビアロンソが雑誌でこんなことを言っていた。

ベイルやロナウドにポジショナルプレーは必要ないよね。ゴールに近いところで、最終ラインのディフェンスと駆け引きするべきだ。

要は選手と監督は、お互いにコミットすることが必要なんだ。戦術を押し付けるだけではダメなんだよ。選手の特長を引き出すためにコミットすることが何より重要なんだ。

ここでいうコミットとは、しっかりお互いがわかり合って、関わりあって理解してゲームに臨むということ、でありましょう。

昨日、シニアの試合で変なミスを多発しました。ボランチでビルドアップする際、とにかく相手に引っかかる、引っかかる。試合は大量6点の圧勝なのに、自分には不思議な現象が続きました。

いつもいないはずのところに敵がいる。

考えてみると…

対戦相手はとにかく守備に人数が少なく、
前線に攻め疲れた選手が無駄に残っていたのです。センターバックにマンマークの状態。ありえません。

ということで、試合途中からはビルドアップを少なくして、中盤を飛ばしてみました。そしたらあら簡単、決定機のオンパレードになってしまった。

もちろん今回のミスは引きずる気もないけれど、多くの教訓を得た気がします。

やはりサッカーは相手がいる。
強かろうが、弱かろうが、しっかりコミットしなければなりません。

突然ですが、今ブログを書きながら乗っているタクシーは出発の際、逆方向へ走ろうとしました。信号の関係で、そうしようと思ったそうです。しかし、そんな運転手は今まで見たことがありません。

よく分かりませんが、客の気持ちを全くコミットできていません。

やりたいサッカー。
通りたい道。

何事も押し付けはダメですなぁ。

本田の選択

2018-07-04 01:23:44 | 日記
本田はなぜ蹴ってしまったのだろう。

とことん批評にさらされるイタリアで、そしてミランで背番号10番を背負った男だ。
やるべきことを分からなかったはずがない。

私はこう思う。推測する。
理性を感情が上回ってしまったのだ。

我を失った。夢が目の前にありすぎてしまったために、我を失った。何かに魅入られたように蹴ってしまったのだ。

コーナーキックは本当に簡単にクルトワの胸におさまり、着地した先には、悪夢のようなタイミングでデブルイネがいて、そのまま信じられないスピードで日本ゴールに襲いかかった。それを止めるために入ったはずの山口蛍はズルズルと下がり、最後は棒立ちするしかなかった。

昌子は一生懸命走ったけど及ばなかった。

そして全てが終わった。泡と消えた。

カペッロは言った。
私ならホンダの首根っこを掴んで怒鳴った。

ハマンも言った。
あのようなカウンターを受けるのは許容できない。

この8強を逃した出来事は、あのドーハの悲劇に並ぶ出来事だと思う。

入れられたコーナーキックの前の武田の振る舞い。ラモスのミスパス。そしてカズのスライディング。

遠回りして、あの経験を活かして、日本はここまで上がってくることができた。

勝負にタラレバは禁物というけれど、サッカーは究極にタラレバなスポーツだと思う。

一つ一つ検証して、辛くても当事者が口を開くこと。それが本当に日本の将来に繋がるのではないか。

今は本田に期待している。しっかり話して欲しい。サッカーについて真摯に、しっかり話して欲してくれればそれでいい。

なんて最悪な気分だろう。
なんてクソみたいな気分だろう。
もうこんな思いはしたくない。

だから学ぶのだ。

将来のために

2018-07-03 05:35:27 | 日記
泣きたいけれど、あえていう。

ニッポンはまだまだ弱い。情けないくらいお人好しだ。感動をありがとうなんて言ってくれるな。

川島はなぜ山なりのヘディングを決められてしまうのか。

左サイドを狙われているのに、酒井を助ける采配をできなかったのか。

最高の出来だった柴崎に変えて、なぜ最悪の山口蛍がピッチに入るのか。なぜファウルすらできないのか。

そして本田。少しFKの感触が良かったからといって、延長間近のコーナーを素直に蹴ってしまうのか。

信じたくはないが、最後にもたげたのは忖度ジャパンのネーミングだ。

武藤、大島、中村、東口、これからの力にして下さい!


野球少年の腰椎分離症4

2018-06-23 01:03:27 | 日記
監督としっかり話をすることができました。

結論は練習参加。
何もできなくても長男はグラウンドに行くことになりました。

野球はチームである。
離れてしまっては一緒に戦えない。

今回の経験で、ひとつ親として目が覚めたことがあります。

怪我にショックを受けたあまり母親を含めて少し干渉しすぎたかな、と。

監督に何度も言われました。

お前がどうしたいんだ。言えよ。

その通りだと思います。

辛ければ自分の意見で休めばいいし
勉強したければ自分で連絡して休めばいいし
腰が痛ければ座ればいいし
先輩に文句を言われたら言い返せばいいし

自分で決めなくてはいけないのです。

今回の故障は、人間として大きく成長できる自立できるチャンスなのかもしれません。そう思えるようになってきました。

私たちにも見守る勇気が必要です。

野球少年の腰椎分離症3

2018-06-19 00:45:13 | 日記
辛い土日が終わりました。

中学1年生も徐々に試合が入り、この週末は小学校までのチームメートとの対戦もありました。
お互い楽しみだったでしょうから、その場に行けなかった長男はさぞ辛かったはずです。

正直、治るまでは野球に関する情報は耳にしたくない気分です。しかし、監督には来いと言われていますから、モヤモヤした気分は続きます。

色々調べた所、あの清宮くんも中学の時に1年ほど離脱したようです。さすがプロ野球選手になる人格だけあって、彼は全ての練習に参加し雑用もこなしていたそうです。

だからといって、うちの子も同じことをして欲しいとは思いません。時代はどんどん変わっているし、どうせ安静なら違うことに時間をスライドして有効活用した方がいいと私は思います。

チームの一員だから、一緒にいるべきは正論です。でも…。野球は最優先事項ではありません。

ちなみに診察では、片側が新しく、もう一方が古い傷だという新しい結果が出ました。

もちろん治る確証はありませんが、可能性にかけてみる選択をとりました。

コルセットの型取りも終わりました。
運動ダメ。水泳ダメ。夏にかけて、我慢の3ヶ月です。

ちなみに私もシニアのサッカーで肋骨を負傷する悪循環。

でも、なんか悔しいから何くそで頑張ります。
大阪の被災された方に比べれば、僕ら家族なんて大したことない。