ホーンスピーカー導入備忘録

エール音響の重量級ユニット導入記です。最近はホームシアターやってます。YAHOOブログからの移行です。

レベルの ”ボトムダウン” を行いました。

2018-11-11 12:25:33 | オーディオ
続きです。前回ではFW800を移動し、とりあえずサブウーハー無しでトリノフで測定しましょうという事で測定したところLOWの50Hz以下が全然ない状態でした。

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(+6dbの補正をしても基の音がないので補正は無理でした。)

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特性データーとしてはさすが無駄なもの(FW800)を視界から外しただけあって素晴らしい特性が出ています。左右の差もほぼありません。あとは低域不足問題だけです。


よく考えてみると1500ALの能率は94db、エール音響115db以上あります。その差20db、しかもウーハーのレベルはMAXです。どう考えても調整できません。そこでチョイと考えて、エール音響の帯域(中低域以上)のレベルダウンを行う事にしました。いわゆるボトムダウンですね。


素晴らしいことにsonicaSONYも正確な減衰値が表示できる、
デジタルボリウムを備えています。これを活用します。

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最初に測定した上のレベル(No.23)をデフォルトとして、ウーハー以外を3dbずつ移動させてトリノフ測定を行ってみました。(+3db、-3db、-6db、-9db、-12db)合計5つのパターンです。


+3db(W MAX MIDB-3db MID-27db MH-30db H-22db)
デフォルト(W MAX MIDB-6db MID-30db MH-33db H-25db)
-3db(W MAX MIDB-9db MID-33db MH-36db H-28db)
-6db(W MAX MIDB-12db MID-36db MH-39db H-31db)
-9db(W MAX MIDB-15db MID-39db MH-42db H-34db)
-12db(W MAX MIDB-18db MID-42db MH-45db H-37db)


+3db(W MAX MIDB-3db MID-27db MH-30db H-22db)
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低音はもっとなくなり、ほぼ聴こえないが、よく聴くと出ている状態。妙にすっきりとした音になります。


-3db(W MAX MIDB-9db MID-33db MH-36db H-28db)

イメージ 8おっつ・・・低音結構出てきたぞ!いままで低音無かったのだが、結構ウーハーが動いている感じが出て、音に太さが出てきました。

-6db(W MAX MIDB-12db MID-36db MH-39db H-31db)
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ウーハーが動いていてゴキゲンな感じです。特性もフラットに近いてきました。良い感じですねぇ。


-9db(W MAX MIDB-15db MID-39db MH-42db H-34db)
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常にウーハーが鳴っていてエール音響の良さが無くなりました
特性はフラットですがウーハーの音でスポイルされています。
ちょっと行き過ぎな感じがします。


-12db(W MAX MIDB-18db MID-42db MH-45db H-37db)

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もうこれは行き過ぎ、ボワボワで安価なセットのような音です。
(特性は理想的なんですよねぇ・・・)
でもこれは聴かなきゃわからないな?


さあ全6つのデーターが揃ったのですが自分的には
-6db(W MAX MIDB-12db MID-36db MH-39db H-31db)
が良いと思いました。データもまずまずです。


このまま少しの間鳴らしてみましょう。


続く・・

トリノフにてデータ測定しました

2018-11-02 23:16:48 | オーディオ
サブウーハーを移動しました。
移動を行ったことによってかなり音が変化しました。
メガネを外して聴いたような音?
ですか? ぱあっと視界が広がり、抑え込まれたような音が弾けた音というのがファーストインプレッションですかねぇ・・・・
中々良い音がしますよ!

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早速トリノフ測定に入ります。

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ツイーター間の広さは192cm これを基準に動きます。

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取り出したるはトリノフマイク これで3D測定を行います。

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スピーカーセンターより直角を出して、レーザーを出し正確に測定します。マイクを置いた位置は192cmの正三角形では近すぎるのでもう少し後です。正確に真ん中に置きましたセンターより283cmのところです。


今まではFW800コミだったので今回はFW800は端子をショートした状態にして無駄な動きが無いようにし、無しにて測定を行いました。(1500ALのみ)

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まずはウーファーレベルを基準に測定します。

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ウーハーとミッドバスのアンプはテクニカルブレーン アバウトなボリウムなのでMAXにして、DAC(sonica)でレベル調整を行います。

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ピンボケで上手く写真が撮れませんでした。ウーハーはMAX ミッドバスは-6dbです。

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MID以上はsonicaでなく、SONYのアンプにMUSEの良いデジタルボリウムがついているのでsonicaはボリウム固定でMAXにし、SONYでレベルコントロールしますMID-30db MH-33db H-25db。です。

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測定はあっというまです。(1~2分)

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部屋の特性やユニット、箱の特性によりますが、50hz以下が全然ありません。この状態だと、いくら補正しても全然効果なしですね。
一番上が実測、真ん中が補正後、下が補正データです。


ということで1500ALだけでは50hz以下は全然出ていませんでした。


次のステップを考えます。
即FW800を追加しても面白くないので底下げを行います。


続く・・・