退院7週間目

今日で治療的には退院後49日が

経過した事になります。実際に

病院を出たのは更に3日後ですが

これは私自身の都合でそうなりま

した。治療的にはプレドニンの量

が4錠になる日から通院と言うの

が主治医の判断でした。6錠から

治療を開始して少しづつ量を減ら

しています。前回の超音波内視鏡

検査でステントは抜けませんでした

が、抜けるようだったらプレドニン

の量も減っていた筈です。4錠程度

は大した分量じゃないと言う人も

いますが、累積すると1,400mg以上

ですから不安な気持ちもあります。

私の病気はステロイドが特効薬なの

で、改善するかどうかは内科医の薬

の処方の匙加減です。医者の技量一つ

で患者の予後が決まってしまう側面が

大きいらしいです。私は主治医を信頼

するしかないのですが、少し慎重過ぎ

るのではないかと思う面もあります。

阪大病院で抗がん剤の投与量を間違え

るミスをするような大雑把な医療機関

も困りますが、医師や病院を選ぶのと

いうのは我々素人には難しい事です。

私の年上の友人は東京に住んでいま

すが、糖尿病で心筋梗塞も経験し5年

前には癌も見つかって手術をしました。

その後も前立腺癌が見つかったりと

病院通いの生活ですが、喜寿を迎え

る事が出来ました。これが田舎だっ

たら最初の癌が見つかった時点で

余命1年位だと思います。とても

難しい癌でしたから手術は困難

極まりないものでした。手術が

出来たとしても、QOLに大きな

支障を来たして命が助かったと

してもその後の日常生活は不便

だったことでしょう。セコンド

オピニオンのお陰で今も元気で

生活しています。私は古希を迎

えますが、とても喜寿を迎えら

れるとは思えません。