女の子の名はエイミー。
お父さんはロックミュージシャンでしたが、もう、この世にはいません。
彼女はお父さんが亡くなってしまったショックから音が聞こえなくなってしまい、声も失いました。
幼い彼女はお母さんと暮らしていますが、心を閉ざしていてあまり外には出ません。
でもある日、近所に住む人達の中で「エイミーは聞こえている。」と噂になります。
それは近くに住む若い男性が家の外のポーチでギターを弾いて歌っていると、エイミーが彼の事をじっと見つめ、歌の一部を一緒に口ずさんだからです。
家から出ずに引きこもりがちなエイミー。
でも、歌を歌っていた彼が辛抱強く歌いながら話しかけた結果、エイミーは歌ったら聞こえるし応える事が出来ると判明します。
彼女のコミュニケーションの方法は歌でした。
エイミーは次第に心も開いてゆきます。しかし、ある日、彼女の姿が見当たらず行方が分からなくなってしまいます。
警察に連絡して何人もで捜索する事になりました。でも、「どうしよう、あの子は耳が聞こえない!」と取り乱すお母さん。
「歌えばいい、歌って探せばいい。」と、歌を歌ってエイミーとのコミュニケーションの仕方を探し当てた青年は言います。
皆でエイミーを探します。警察も近所の人達も皆「♪エイミー、エイミーどこに居るの?♪」と歌って彼女を探しました。
皆の歌を聞いたエイミーは無事に見つかります。
しかしなぜ、エイミーは歌と言う方法でしか聞こえなくなってしまったのか。
生まれつきそう言う状態ではなく、お父さんが亡くなるまでは聞こえて話せる状態であったのです。
お母さんは、エイミーと今までちゃんと話して来なかったお父さんの居なくなってしまった日の事を話します。
するとエイミーは取り乱し泣き出してしまいました。
それはエイミーの目の前で起きた、ライブの日の事故でした。
しかし今よりも幼かったエイミーは、どうしてだかそれを自分のせいだと思い込んでいました。
自分のせいでお父さんは天国へ行ってしまったんだと、記憶違いをしていたのです。
小さな心にとてつもなく大きな傷を抱えて、エイミーは音の聞こえない世界へ入り込み、声を失ってしまったのでした。
でも、大好きなお父さんに繋がる”歌”だけが、彼女の外の世界とも繋がり続けていたのです。
お母さんは、あれは事故でエイミーのせいなんかではないんだと必死に彼女に言い聞かせます。
真実の記憶をお母さんと一緒にたどり、エイミーはあの日笑顔でステージに向かうお父さんを思い出します。
そして彼女の中できちんとお父さんとお別れが出来ると、もう歌でなくても聞く事も話す事も出来る様になったのです。
21年前のオーストラリア映画「Amy(エイミー)」。
エイミー役の女の子はAlana De Roma。エンディングの歌を歌っています。当時、7歳ぐらいでしょうか。お芝居も上手ですがとても歌が上手です。
今でもシンガーとしてオーストラリアで活動しているみたい。
最後のシーンは「みんな、探してくれてありがとう!!」と可愛らしい笑顔で彼女が言ってこのテーマ曲が流れます。
あまりにも健気で可愛らしく印象的なAmy。
藤岡幹大さんに二人の娘さんが居て、とても愛していた事を藤岡さんと親交のあったミュージシャン達の追悼の言葉から伺いしれました。
娘さん達が、今までみたいにお話ししたり一緒に遊べなくても、お父さんは音楽の中に居る事、音楽の中で生き続けている事、大きくなるにつれそう思ってくれたらと祈るしかありません。
”そこらじゅうが嵐を起こす雲だらけになっても、太陽が輝かなくても気にしない
あなたと一緒なら
あなたと一緒にいられるなら”
「YOU &ME」by Nick Barker&Alana De Roma
Amy Soundtracks-Nick Barker & Alana de Roma-You & Me
お父さんはロックミュージシャンでしたが、もう、この世にはいません。
彼女はお父さんが亡くなってしまったショックから音が聞こえなくなってしまい、声も失いました。
幼い彼女はお母さんと暮らしていますが、心を閉ざしていてあまり外には出ません。
でもある日、近所に住む人達の中で「エイミーは聞こえている。」と噂になります。
それは近くに住む若い男性が家の外のポーチでギターを弾いて歌っていると、エイミーが彼の事をじっと見つめ、歌の一部を一緒に口ずさんだからです。
家から出ずに引きこもりがちなエイミー。
でも、歌を歌っていた彼が辛抱強く歌いながら話しかけた結果、エイミーは歌ったら聞こえるし応える事が出来ると判明します。
彼女のコミュニケーションの方法は歌でした。
エイミーは次第に心も開いてゆきます。しかし、ある日、彼女の姿が見当たらず行方が分からなくなってしまいます。
警察に連絡して何人もで捜索する事になりました。でも、「どうしよう、あの子は耳が聞こえない!」と取り乱すお母さん。
「歌えばいい、歌って探せばいい。」と、歌を歌ってエイミーとのコミュニケーションの仕方を探し当てた青年は言います。
皆でエイミーを探します。警察も近所の人達も皆「♪エイミー、エイミーどこに居るの?♪」と歌って彼女を探しました。
皆の歌を聞いたエイミーは無事に見つかります。
しかしなぜ、エイミーは歌と言う方法でしか聞こえなくなってしまったのか。
生まれつきそう言う状態ではなく、お父さんが亡くなるまでは聞こえて話せる状態であったのです。
お母さんは、エイミーと今までちゃんと話して来なかったお父さんの居なくなってしまった日の事を話します。
するとエイミーは取り乱し泣き出してしまいました。
それはエイミーの目の前で起きた、ライブの日の事故でした。
しかし今よりも幼かったエイミーは、どうしてだかそれを自分のせいだと思い込んでいました。
自分のせいでお父さんは天国へ行ってしまったんだと、記憶違いをしていたのです。
小さな心にとてつもなく大きな傷を抱えて、エイミーは音の聞こえない世界へ入り込み、声を失ってしまったのでした。
でも、大好きなお父さんに繋がる”歌”だけが、彼女の外の世界とも繋がり続けていたのです。
お母さんは、あれは事故でエイミーのせいなんかではないんだと必死に彼女に言い聞かせます。
真実の記憶をお母さんと一緒にたどり、エイミーはあの日笑顔でステージに向かうお父さんを思い出します。
そして彼女の中できちんとお父さんとお別れが出来ると、もう歌でなくても聞く事も話す事も出来る様になったのです。
21年前のオーストラリア映画「Amy(エイミー)」。
エイミー役の女の子はAlana De Roma。エンディングの歌を歌っています。当時、7歳ぐらいでしょうか。お芝居も上手ですがとても歌が上手です。
今でもシンガーとしてオーストラリアで活動しているみたい。
最後のシーンは「みんな、探してくれてありがとう!!」と可愛らしい笑顔で彼女が言ってこのテーマ曲が流れます。
あまりにも健気で可愛らしく印象的なAmy。
藤岡幹大さんに二人の娘さんが居て、とても愛していた事を藤岡さんと親交のあったミュージシャン達の追悼の言葉から伺いしれました。
娘さん達が、今までみたいにお話ししたり一緒に遊べなくても、お父さんは音楽の中に居る事、音楽の中で生き続けている事、大きくなるにつれそう思ってくれたらと祈るしかありません。
”そこらじゅうが嵐を起こす雲だらけになっても、太陽が輝かなくても気にしない
あなたと一緒なら
あなたと一緒にいられるなら”
「YOU &ME」by Nick Barker&Alana De Roma