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気取りも なんのてらいもなく  あるがままの自分を 感性の赴くままに そんな独りよがりの書き捨て日記です。

欲張り?いえいえだたの貧乏性な旅【①京都南座で観劇してから豊橋のレトロな居酒屋へ】

2024-10-14 11:39:46 | ハンマーナイフ&草刈り

【2024年10月11日~13日のいつもながらの落ち着きのない旅の記録です

 

一昨年、藤山寛美三十三回忌追善で

藤山直美さん主演の”はなのお六”

(藤山寛美の”はなの六兵衛”の女版)を京都南座で観劇してから

 

すっかり虜になってしまい

わが社の社員さん(♀)にもお母さんと一緒にと

勤続のお礼と福利厚生を兼ねて

昨年も”大阪ぎらい”をプレゼントして喜んでくれた様子だったので

今年も希望日を聞いて販売開始時にネットで席を押さえ

 

鶴橋市場への漬物類の買い出しと上本町での立ち飲みがてら

道頓堀の松竹座でチケットを受け取り

観劇日が異なるのでチケットを渡し

 

いよいよ自分の観劇日(10月11日)となったので

朝からワクワクしながら京都四条の南座へ

 

近鉄大和西大寺から近鉄京都線で丹波橋下車

連絡橋を渡って

京阪電車の出町柳行に乗車

毎度のことながら

ついつい早く到着してしまい

(開演11:00なのに10:00に到着)

ちょっと早すぎちゃったけど

『これはジャンボ宝くじを買いなさい!』との神様の思し召しかと

ハロウィンジャンボを購入し

 

お気に入りの白川沿いのコンビニのイートインで

お茶しようと思っていたら、すでに別の店になってました。。。

奥まってて隠れ座敷的存在が良かったんだけど

目立たないぶん利用者が少なすぎてきつかったんだろうな

今回は、なだ万のお弁当じゃなくていいや

近くの丹波屋で赤飯と山菜おこわと安倍川を買い 

開演30分前に入場

一昨年が一等席で花道横

昨年は特等にして左の桟敷席だったのですが

全体と俯瞰するには同じ特等席で2階席の最前列が良いかな?と

1列20番としたのですが・・・

開演してみるとテレビで観ているような全体が眺めれる席で良かったんだけど

加齢で視力が弱まったのか

ピントが合わず役者さんの表情まで見られず大焦り

最初の幕間に急いでオペラグラスを購入したのですが

千円そこそこの安っぽいのと

ちょっと上のクラスの八千円のものと

一万一千円のを試してみたところ

 

売り場に行くまではその日だけ観れたらいいやと

千円(税別)のでいいやと思っていたのに

バードウォッチングや双眼鏡替わりに使ったらいいんじゃない?と

ついつい最上級のを選んじゃいました

(ただ、藤山直美さんの厚化粧の下の皺までクッキリでした

幕間に丹波屋で買ったお赤飯食べようと思ってたのに

運がいいのか悪いのか、二階席の通路横に

今年の4月から営業を始めたなだ万茶屋を見つけてしまい

ついつい食べちゃいました~

 ただ、当然ながら”なだ万”値段でしたねぇ

 

今年の”太夫(こったい)さん”

これまでなら演目がふたつあったのに

今年は一つだけ

田村亮さんと三林京子さんの方が台詞が多かったような気がします。

 

藤山直美さんも笑わせてくれたけど

もしかしたら体力的に辛いのかも? そんな印象も

 

年齢層が高いからか、今年の錦秋公演は

ほとんどが午前だけだったり、休演日もそこそこあって

あと何年観ることができるのかなぁと、つい寂しい思いも

 

いずれにしても観劇を楽しんでから

急いで四条烏丸までインバウンド観光客だらけの歩道を

競歩で歩き地下鉄で京都駅に出て

大急ぎで15:10発の新幹線(こだま)に乗り込み

おやつに安倍川をいただいて

16:40豊橋駅到着

またまた急いでホテルに向かい

荷物を放り込んで

競歩で子供の頃から自転車で繁華街へ遊びに行く時に

しょっちゅう使ってた跨線橋(何年か前に建て替えられちゃいました)を渡り

豊橋駅は、いまでこそ

新幹線、東海道線、名鉄線、飯田線、豊橋鉄道渥美線だけになっちゃいましたが

子供の頃は、浜名湖の姫街道沿いで掛川まで結び永年SLが走ってた二俣線の始発駅で

更には貨物車の操車場もあって線路が山ほどあり

この跨線橋から電車に汽車、貨物車の操車を眺めていたものでした。

 

ここには、二俣線では昭和48年頃までSLが走っていたため

転車台があって車庫と給水と石炭の積み込みしてた場所

もう知ってる人間もあまり残ってないかもしれませんねぇ

感傷に浸るひまなく

またまた急いで水上ビルへ

この水上ビルというレトロな建造物

実は、下には牟呂用水が流れている暗渠の上に建つ建物で

小学生になりたての頃に建てられ

自分にとってもさまざまな歴史が刻まれた心のランドマーク

(ご参考までにこんな歴史があるんですよ↓)

https://www.pref.aichi.jp/site/toyogawabiyori/suijyo.html

実は、この日焦って豊橋に移動したのは

この古い割烹&居酒屋を訪れ

 

試してみて気に入ったら年末恒例の小学校5・6年の時の同級生との忘年会に

予約しようと思っていたため

(ネットでこの店を知って、いつもながらの猪突猛進)

この店、夕方の開店が17時からで

夜は特に呑兵衛に大人気で、予約しないと席が空いてないかも

と聞いていて

更に日曜日はお休みだったので

なんとしても入ろうと開店早々を狙ったからでした

流石は呑兵衛の聖地(笑)

当然のように赤星がありました。

豊橋と言えば 鰹の刺身

豊橋って土地は、渥美半島の付け根にあり

市街地は三河湾に、南は太平洋に面してるけど

漁港のないところなのに

(実は、浜名湖に舞阪漁港があり、根付きの鰹が豊橋で売られてたのがその背景)

 

なぜか鰹の刺身にはめっぽう舌が肥えていて

魚屋は勿論のこと、スーパーマーケットでも飲食店でもヘタな鰹を置けないというお土地柄

実家でも父も異母姉達も鰹が大好物で

この私もすっかり刷り込まれてるのでどうしても食べたかった一品

 

続いて、気仙沼からの生牡蠣もあると聞いてすかさず注文

続けて牛スジのドテ煮を頼み

カウンターで隣り合わせた常連さんたちとも打ち解け

ビールではお腹が膨らんでしまうなと

先日の三陸の旅からお気に入りのウーロンハイ(芋)にして

名物の出汁巻きと

豊橋なのでうずら玉子の串揚げを注文したのですが

 

さすがにボリュームがありすぎて

後から来店した常連さんにお裾分け

 

なんせ中学校卒業してから豊橋を離れ

既にしっかり半世紀ごえ

 

すっかり”浦島太郎”で昔のことばかり覚えてるのと

生まれ故郷を離れたからこそ

いろんなことを調べて雑学だらになってるため

地元民の知らない(覚えてない)ことを大熱演(笑)

 

たぶん少し年上の常連さんから

日本酒が売りの店なので美味しい日本酒飲んだらいいのに

と誘われましたが

「なんせ生ビール15杯ほど飲むのと、ビール党でなんでもビール飲みして泥酔しちゃうから」

など、会話を楽しんでそこそこいい気分で店を出て

他にも行ってみたい飲み屋をハシゴしようかなとも思ったのですが

実は翌日も朝からやり遂げたいことがあったため

深酒はやめておこうと

結局、いつもの町中華で 生ビールと餃子と〆の天津麺

この日もスマホに入れた

ルートヒストリーのアプリで移動の軌跡を残しておいたのですが

何が悪いのかGPSの受信が悪いとムチャクチャでしたが

移動距離:267.47km となりました。

 

【②に続く】


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