Chef's Note

『シェフの落書きノート』

収穫

2010-11-17 | 美味しいお話
今週は、15日と16日の昼過ぎまで札幌に行ってまいりました。

僕にとっては初の北海道上陸!

朝、千歳に着いたら、粉雪がぱらついていて…。
第一声が…
「北海道さむ~~~!」

札幌を囲む山々には、雪がのっていて…
東京の2月より寒いんじゃないか!?
…って、感じ。

肌で感じる空気感は、透明感のあるクリーンな感じ。
「これが、本来人間が吸い込むべき空気なのだ!」
そんなところで暮らせる北海道の人々が少し羨ましくもなりました。

雰囲気は異なるもののアメリカのデンバーに似てるかなぁ?
ずーっと昔に行ったデンバーは、10月の上旬でしたけど ^^;

今回の目的は、食の発掘
農林水産省が主催となって企画している『全国食の発掘商談会in札幌』

今回の出展者さん達は、食の加工品を造られている方々とのこと。
一次産業である素材を提供されている方々ではないとのこと。

アウラは、パンチェッタやベーコン、スモークサーモン、ジェラードなど…
ほとんどを自店で作っているので…。
「う~ん、それでは、行っても仕方ないかもしれませんね~」
…と、二の足を踏んでいたのでしたが…。
何かあるかもしれないので、是非とも行ってほしいとの熱い要望もあったので、とりあえず参加することになった次第です。

そんなこんなで、あまり期待していなかったのですが…。

なんのなんの…。
行って本当に良かったです(^^)v

商談をさせていただいた方々の心の奥に潜む熱さは、十分に私が共感するものでありました。

1社あたり25分間の商談時間が設けられていましたが…。
その場で発注を入れた商談すらありました(^^)v

今回、僕が欲しかったのは、国産のチーズ類
エメンタールやグリエール、白カビ系、そしてブルーまでも作られていて…。
その製品のクォリティーの高さに少々驚きました。

パルミジャーノ(パルマで作っているからパルミジャーノ)は、今、熟成中ということだったので味見は出来ませんでしたが…。
たぶん、これも期待値に達する出来栄えに仕上げてくると容易に想像できます。
レジャーノの香りとコクがあれば、すぐに北海道産に切り替えるつもりです。

「拘って料理を作っているお店にしか納めたくない!」
そうはっきり断言する方もいらっしゃいました(^^)v

そんな一言を聞くと本当に嬉しくなります。
自分と同類の匂いがするからでしょうか?

フフフ・・・・
そういう人を説得するのは、僕は大の得意中の得意なんですね(^^)v
京野菜を納めていただいている池西さんもそうでした(笑)

「すぐに送ってください!年末に間に合わせたいし、忘年会新年会にも使いたい。クリスマスディナーもあるし、年明け早々に料理教室も始めます。とにかくすぐに!」

こいつぁ~凄い!
そういう素材が見つかるとすぐに使いたくなっちゃうんですョ。
欲しい玩具がみつかると離さない子供のように…。

今回の札幌出張は、大収穫でした。
年末までには、十分間に合いそうですね!

そうそう、ご商談させていただいた方々の中には、一次産業をやっておられるご友人をご紹介してくださるという方にも何人か巡り合えました(^_-)-☆
良いご縁が、これからも広がりますよ~!


滅茶苦茶に楽しみ~~です(^^)v





*-*-*-*-*

追伸:

限られた時間での札幌滞在
お世話になった方々に深く御礼申し上げます。
心温かい方々の笑顔にふれ、とても有意義な時間が過ごせました。
時間を作り、再び北海道に出向きたいと思います。
また、お会いできることを楽しみにしております。
本当にありがとうございました。




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