国境のフェンスは予定通り！

フィンランドのNATO加盟が決定されましたが、スウェーデンはいつになるか？
NATO加盟以前に着工したロシアとの国境のフェンスは、予定通り基礎工事が
行われてます。約３kｍのテストフェンスですが、これにより、フィンランドの
条件下で機能をテストし、テスト用フェンスに加えて、長さ約 300 メートルの
フェンスが Imatran の Immola 駐屯地に設置され、訓練用と監視技術の
テスト用に使用される。

テストフェンスの後、国境警備隊は、国境検問所の近くなど、最も重要と
考えられるエリアにフェンスを建設する予定。

2023 年から 2025 年の間に、合計 70 キロメートルのフェンスが設置され、
そのうち 55 キロメートルがフィンランド南東部に、残りが北カレリア、
カイヌー、ラップランドに設置される予定との事。


アメリカがメキシコとの国境に壁を作った時、国内、国外からも
反対の声が上がりましたが、フィンランドが作るフェンスには、
何処からも反対の声は聞こえてきません。


歪み

ラップランドで事故！

日曜日にサマータイムで時計の針を１時間前に進め、日本との時差は
６時間。フィンランドは以前よりこのサマータイムの見直しをEU議会に
提出してましたが、他国はあまり興味を示さづサマータイムは続きそうです。

そのサマータイムで時間が変わった日曜日、ラップランドで 2 件の
重大な交通事故が発生。
キッティラのレヴィでは正午、乗客を乗せていないバスが道路を横断中の
スノーモービルと衝突。 スノーモービルの運転手は重傷を負い病院へ搬送。

同日午後 3 時、トルニオで 2 台の車が衝突し5 人が負傷。
そのうちの 1 台は救助隊によって救出され負傷者は全員、さらなる治療のために
病院に送られる。
今日のラップランドのニュースより。

ラップランド今季の寒さ記録更新！

3月の終わりには本当に例外的で、キッティラ空港では冬の氷点下の記録が破られました。
キッティラ空港で測定されたマイナス 37.5 度は、これまでの冬で最も寒いマイナスだと、
Foreca の気象学者 が発表。

今季これまでの最低記録は-35度で、3月6日のウツヨキでしたが、
今回キッテラ空港が寒さ記録を更新しました。


アバント　寒さも慣れ・・・




冬の楽しみ。

列車がだめなら飛行機で！

VR（日本でいうJR）がストライキに入り、他の交通手段はバスと、
飛行機、又は自家用車。
フィンランド人は、どんなストライキに関しても理解をしめしますが、
仕事に行けないとなると問題ですよね。。。

ストライキはいつまで続くのか分かりませんが、VR は、ストライキ中に購入した
シングル チケットの代金は、約 1 週間以内に顧客に自動的に払い戻すようです。
列車ストライキの初日はラップランドで順調に進んだようで、原則として大きな
問題は無かったそうです。


列車がだめなら飛行機で。




列車でのんびりと行きたかったな～


北フィンランドへ・・・

フィンランドで最も雪の多い地域は！

今年フィンランドで最も雪の多い地域は、北フィンランドの地域で、
プオランカのパルヤッカが現在フィンランドで最も雪が多い場所です。
パルヤッカには現在９３ｃｍの積雪と一位獲得。


迷子になりましたか？次はプオランカです。


二番目に積雪の多い場所はラップランドのキルピスヤルヴィで９２ｃｍ。

フィンランド湾にB-５２爆撃機！

アメリカの B-52 爆撃機は土曜日の夜、フィンランド湾上空を飛行し、
ロシアに属するスールサーリの前でU－ターン。
外交政策研究所の所長であるミカ・アールトラは、フィンランド湾での
爆撃機の飛行はロシアへの明確なメッセージであると考えてる。

ロシアがクリミア半島で作戦を開始した後、2014 年以降、スールサーリでの
ロシアの活動が増加していると報告が出ている。
クリミア併合後、スールサーリでは空挺部隊と特殊部隊の演習が以前よりも
多く行われおり、フィンランド湾はヨーロッパで最も戦略的に重要な海峡の
1 つであり、ロシアがその活動を強化している。

ロシアがアラスカから北極圏に至るまで挑発的な活動を増やしており、
スールサーリ近くのフィンランド湾での米空軍爆撃機の方向転換は、
米国からロシアへの対抗メッセージであると付け加えた。


B-52

警察から詐欺メール！？

先日警察署から私の所に、貴方が犯した事件に付いて、と言うメールが届く。
一応差出人の名前、係りの警察官の名前もあるが、メールはGメールで・・・
警察署がG メール使う？と思い警察署に問い合わせてみたら、それは、
詐欺メールなので開かないようにとの返答。

この詐欺メール今フィンランドで横行してるようです。
よくあるのが、（家賃支払い予定のメッセージ）
システムの変更により口座番号が変更されたというテキストメッセージは、
詐欺メッセージ。
また、銀行の名を使った詐欺メッセージも多くなってるようです。

他には、WhatsApp アプリケーションを介して行われた詐欺について、
ラップランドの警察署は、WhatsApp アプリケーションを介して行われた
詐欺について警告、アプリケーションを使用して犯された詐欺に関する
犯罪報告が警察に提出される。

警察によると、事件の関係者は、娘の名前でWhatsappメッセージを受け取り、
娘の電話が破損しているため、（メッセージは外国の番号から来ている）
メッセージに続いて、娘に代わって緊急の請求書を支払うよう要求される。

市場には定期的に同様の詐欺のさまざまなバージョンがあり警察は、
メッセージで要求されていることを行う前に、疑わしいメッセージと
連絡先の信憑性を確認することをお勧めします.
自己防衛に加えて、警察はあなたの愛する人、特に年配の親戚に助言し、
警告するように促します。
と今フィンランドで増え続けてるメッセージ詐欺ニュースより。


信じる？信じない？

珍しい標識 ・C44.1 C44.2解りますか？

日本は世界で最も積雪、雪の降る量が半端じゃない国と言われてます。
そんな日本から見ると、北欧も雪が多いと思われがちですが、積雪量は
日本に比べたら全然少ないです。

そんな雪の少ない北欧フィンランド、冬はもちろん雪が降ると除雪車が
走りますが、その除雪する特定の場所に付けられる普段見られない
特別な駐車禁止標識があります。（日本にもあるかどうかわかりません）が、
この標識ほとんどのフィンランド人も知らない見たことのない標識です。


冬の時期特定の場所へ突然取り付けられる駐車禁止マーク・意味不明！・・・


標識C44.2は,月の偶数日に駐車禁止、８時から翌日８時まで。


標識C44.1は、月の奇数日に駐車禁止。

フィンランド国内でこの標識を使ってる地域は限られてるようですが、
それにしても、分かりずらい標識です。国変われば何とか・・・

フィンランドのスノーモービル・スウェーデンで迷惑行為！

冬の楽しみの一つにスノーモービルを乗り回すアクティビティがあります。
確かに乗っていて気持ちが良く楽しめます。
一般には、スノーモービル用のコースが設定されておりそのコース上を
走るのが海外からの旅行者ですが、中には１日～２日とスノーモービルを
レンタルし自由にコース以外を走りまわりたい若者も当然いるわけです。

フィンランドではコース以外を走行するのはある程度厳しいところがあるんですが、
隣国のスウェーデンの一部地域では禁止されてるところは無く、勝手に
好きな所を自由に走れます。
コース以外と言うのは、スキーで言うバックカントリーみたいに走り回る事が
出来るという事で、今問題になってるのが、フィンランドからスウェーデンに
来て好き勝手にスノーモービルを乗り回す暴走族？が迷惑行為を行ってる。

その迷惑行為とは、トナカイがスノーモービルを怖がりストレスを与えられ
放牧してるトナカイが遠くへ行ってしまう。また、スノーモービルによって作られた
わだちに沿って移動してしまう。

トナカイの出産の時期は 5 月だけですが、この時期 (雌のトナカイ) は、
胎児が発育し始めた今が最も敏感な時期で、ストレスを与えると
流産につながる可能性があるそうです。

また、スウェーデンのトナカイ管理法に従って、トナカイを怖がらせたり
邪魔したりすると罰金を科される可能性があります。


旅行者は専用コースを走りますが、中にはコースを外れ木に衝突し
命を落とす方もいます。

フィンエアーの機長粋な計らい！

日曜日の夜、クーサモからヘルシンキに向かうフィンエアーの飛行機の乗客は、
飛行経路から少し外れた飛行に気づく、理由は？

機長はすべての全員にオーロラを見せたいと思い、左右の乗客全員にオーロラが
見えるようコースを外れ３６０度旋回。（オーロラが見えるとアナウンス）
機内よりオーロラを見た乗客は嬉しい驚きを経験したようです。

このキャプテンの粋な計らいは、世界の他の地域でも多くの賞賛を
呼び起こし、コメンテーターは機長に親指を立てたジェスチャーが
フィンランド旅行への関心を呼び起こしたと述べました。

しかし、次からはオーロラが出てるのに旋回しない機長にはブーイングが
出るのではと・・・気になりますね。


撮影場所は、ムオニオ