
愛染明王は、人間の本能である煩悩・愛欲を向上心に変換して衆生をして仏道を歩ませる功徳を持つとされます。重要文化財であるこの像は、13~14世紀の作とされ、赤い肌をして頭上に獅子の冠を頂き、一面三目六臂の姿で、蓮の花の上に結跏趺坐で坐っています。
愛染の「愛」は本来「悟りを愛する」という意味ですが、民間では「愛」の字があることから恋愛、縁結びなどをつかさどる仏として古くから信仰されており、また「愛染」の音が「藍染め」に通じることから、染め物、織物職人の守護仏としても信仰されていました。
この像は、数ある東博の仏様のうちでも迫力にかけては群を抜いています。インパクトが大きすぎて、小さい子などは夢に見てうなされるのではないかな。
愛染の「愛」は本来「悟りを愛する」という意味ですが、民間では「愛」の字があることから恋愛、縁結びなどをつかさどる仏として古くから信仰されており、また「愛染」の音が「藍染め」に通じることから、染め物、織物職人の守護仏としても信仰されていました。
この像は、数ある東博の仏様のうちでも迫力にかけては群を抜いています。インパクトが大きすぎて、小さい子などは夢に見てうなされるのではないかな。