師匠の不思議な日常

天の語らい地の学び 香る神々との対話 天界、龍神界の物忌み(巫女)師匠こと天卜占と弟子で審神者(さにわ)である臣の日々

エゴの終焉

2009年08月02日 | キーワード

師匠の瞑想中に降ってきたことば。

『エゴの終焉』

ところで、エゴとは一体、なんだろう。

簡単にことばにしているが、これもまた、無意識の産物だ。

イノチをあたえ、一人歩きしてきたエゴだが、ここに来て、

それ自体が崩壊し始めている。

すべてに一定の期間の活動がゆるされているように、

地球上に存在するすべては、一定期間のみの活動に

限定される。

この無意識の産物であるエゴもまた、その寿命を

終えるのだ。

無意識がネガティブラインをつなぎ、ネガティブマインドを

いかに増殖させようとも、いつかは、終わるものなのだ。

今の文明は、

便利は在るが、その便利さの追求は、出発点の根本が

ぬけている。

ものの在り様が、その目的を忘れてしまい、別なものへと

変容してしまったのだ。

これは、大昔から語られてきたことへ繋がっている。

文明の時代は、いつか、肥大化しすぎてその寿命を終える。

常に、どこかでエゴは、

自分を強力にする力を求め続けていたのだ。

歴史家が語る、今は途絶えてしまった文明のすべては、

過去に繁栄し、やがて終わる。

ここで大事なことは、終わりは始まりだということだ。

終わらせれば、次が産声を上げるのだ。

新しい何かか始まるのだ。

古いものに執着するということは、その古いエゴとともに

滅びることを選んだということなのだ。

新しいものをこわがるものも多いだろう。

けれども、いつでも、新しいものは生まれている。

自分という存在も、常に生まれ続けている。

常識という概念に縛られることなく、新たな世界を

受け入れる準備をするのだ。

もう、それは目前にまで、せまっているのだから。

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