師匠の不思議な日常

天の語らい地の学び 香る神々との対話 天界、龍神界の物忌み(巫女)師匠こと天卜占と弟子で審神者(さにわ)である臣の日々

瑞兆

2007年10月22日 | お客さまの感想や報告から

先日、お客さまに同行して、幣立と、天岩戸神社へ行きました。

お天気のよい日曜。

今回は、親子のお客さまです。

道中、いつものように、師匠が神託を告げたりしていました。

これは、このとき同行した娘さんから聞いたお話です。

お仕事の関係で、勤務終了後、建物を最後に出る人が

すべての戸締りをして帰るのだそうです。

その娘さんが戸締りをしていた夜。ばさばさと羽ばたく音が。

見ると、廊下に黄金色の鳥がいたそうです。その数、五羽。

「それ、鳶だろ。」と、師匠。

「あそこの建物は、でかい鳶がいるよ。多分、山の主だと思う。

守ってくれているんだよ。それは良いものを見たね。」

後日、黄金色の鳶のことを師匠に聞きました。

師匠「故事にあるんだ。神武天皇が闘いの折、金色の鳶が

    舞い降りて、弓の先端の止まり、光輝いた。その光の

    あまりのまぶしさに、敵が去っていった。とね。金の鳶は、

    天照大神のお使いだから、これは瑞兆なのさ。」

私  「・・・ずいちょう・・・ですか。」

師匠「うん。良いことの前触れみたいなものかな。国旗のポールに

   金の玉がついてるだろ、あれはね、この故事に倣って、

   金色の鳶を模しているのさ。」

私  「ほー。そーなんすか。(感動)」

師匠「あそこの場所はもともと山奥だったから、土地神のご加護が

    まだ、あるし、彼女自身も、うちと知り合って、神事を受けて

    からは、あまり変なことは起こらず、願望祈願したことの

    ほとんどは叶ったと喜んでいたしな。」

私  「そうですねえ。」

師匠「いいことじゃないかな~、瑞兆だよ!!

   神託の内容は、ほぼ警告だったが、心配しなければいい

   んだよ。気をつけるべきことだけ、注意していればね。

   これは、混乱の先の話を言っているのさ。」

今日は師匠から聞いた話を、お送りしました。

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