先日、入手したGENE SHAWのリーダー、三作目。
Personnelは、A面が
Gene Shaw (tp), Charles Stepney (vib), Roland Faulkner (g), Richard Evans (b), Marshall Thompson (d), Benny Cooke (cga)
録音 : 1964年5月11日
B面が
Gene Shaw(tp), Kenny Soderblom(fl,bfl), Ed Higgins(p), Richard Evans(b), Vernel Fournier(ds), Marshall Thompson(cga)
録音 : 6月17日
中身はステレオ盤(LPS)が入っていました。
‘BREAKTHROUGH'、‘DEBUT IN BLUES’に続く本作は、bのR・エバンスが全9曲中、8曲を作曲し、全曲のアレンジも担当している。
R・エバンスと聴いて、すぐピーンとくる方はかなりの「ジャズ通」ですね。
そう、あの‘DODO'S BACK!/ DODO MARMAROSA’のベーシストです。また、タイコを叩いているM・トンプソンも同じです。
で、残りの一曲が、なんと!‘ Days Of Wine And Roses’なんです。ボサ・ノバ・リズムに乗ってショーのペットが軽やかに舞います。pはエド(ディ)・ヒギンス。
タイトルが示す通り所謂、ブラジリアン・ジャズですが、ありきたりのボッサやサンバのリズムの導入に終わらず、一種独特のクールさ漂わせています。
ショーのtpも彼特有の音色とソロ・ワークでメロディアスに歌っていますね。
ただ、前2作の出来が120点と余りにも良過ぎるので、印象としては80点位でしょうか。エバンスのアレンジがやや強めで、個人的にはもっとショーが前面に出て来て欲しかったです。
とは言え、今日のような暑い日にはもってこいの一枚ですね。
なお、ショーは1973年の8月、人知れずこの世を去っているようです。享年、47歳。
若過ぎます!もったいない!
こんなミステリアスなtpを吹く人、他にいないでしょう!!
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