一年程?前、SHUREがカートリッジ市場から撤退、そして生産を終えるニュースが流れた。
タイプVから44Gまで5モデル揃えていれば、もう充分と思っていたけれど、この際、他のモデルも集めてみようと。
たまたまM95HEをネットで、このモデルはスタイラス・チップが接合ダイヤでなくムクなので、前から狙っていた。
まず、何でもないシェルとリード線で聴いてみると厚みが、しかも芯があり想定外の良い音が。
そこでシェルをアントレに、
リード線も6NCuタイプを新たに用意すると、透明感とリッチ感が両立した豊潤なサウンドに。 いや~、こりゃ、掘り出し物ものですね。
そこで、D・バードのかっての人気盤 “FUEGO”を、
このSTEREO 盤の音は、今までのシステムではあまりRVGサウンドの恩恵を受けてていなく、SHURE95HEではどうなんだろう?
期待の度が大き過ぎたのか、それほどの向上は無く、リズム・セクションは兎も角、バードのtp、マクリーンのasはもう少し厚み、潤いがあると良く、特にマクリーンは紙っぽくやや耳当りが強めです。この辺り(1959年)のBNものはMono盤の方が、やはりいいのだろう。
カート・シェル・リード線のマッティングに問題があるのかもしれない。
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