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「湿った半日陰地の岩場などに自生する常緑の多年草である。人家の日陰に栽培されることも多い」(wiki 「ユキノシタ」)
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柿の(木の)下に ユキノシタ(雪の下)の群落があります。(ずっと前の5月26日コンデジで撮影)
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花がとても変わっています。5弁花なのですが、上3枚が小さく、下の2枚が大きく無地です。
上の(小さいほうの)3枚には 紅の斑点模様がついていますが、よくみると3枚ともデザイン(絵柄)が違います(^_-)-☆
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おしべは花弁の側に、めしべは 中心から垂直に伸びています。
おしべは10本ということですが、下の3本 うえ1本は葯を付けていないようです。
先行隊と後攻隊とかあるのでしょうか?!
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少しだけ調べたところ、どうやらそのようで、めしべが未熟な時に おしべが先行して(それも時間差をつけて順に)めしべに近い位置まで立ち上がって花粉を出すそうです。
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雄しべの活動が一段落してから めしべが成熟するそうです。
このめしべも変わっていて、柱頭が2つあります。
めしべの根元には 黄色い立派な花盤があります。花盤は 花托の一部が大きくなった突起だそうです。
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花柄には毛が付いています。
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