
於大公園(東浦町)の薬草・薬木園で撮ったものです。 私は 一瞬、(花弁がめくれあがっているところから)グロリオサの仲間か?! と思いましたが、下から立ち上がって咲いていたので「ではない」と思いなおしました。
この記事の最後に 〔蛇足〕として付記しましたが、スマホの Google Lens アプリでこの名前を検索しました。

堂々と咲く花は、豪華なアレンジに欠かせませんが、かつてユリは日本の野山の風景に溶け込んで咲いていた、野性味漂う花でした。(Gargen Plants「知りたい! ユリの種類や品種、それぞれの特徴と見分け方」)

世界にユリの原種は約100種ありますが、15種類が日本の自生種です。しかも、日本は美しい野生ユリの宝庫。ヤマユリ、カノコユリ、オトメユリ、ササユリ、テッポウユリなど、野生種とは思えない美しさです。(同上)

そんなユリを江戸時代の末期、アジサイなどの植物と一緒にヨーロッパに持ち帰ったのが、かのドイツ人医師シーボルトでした。カノコユリ、テッポウユリ、スカシユリなどの球根が海を渡りました。(中略)カノコユリは宝石のルビーに例えられ、同じ重さの銀と同等の価格で取引されたとか。 ‟日本のユリは際立って美しい”と言われ、人気を呼びました。(同上)

「シーボルトがカノコユリの球根を日本から持ち出し、初めてヨーロッパで知られるようになった日本のユリとされる」
日本では 九州・四国に 「自生しており、九州でもっとも自生密度が高いのが甑島列島である」(wiki 「カノコユリ」)
球磨川の豪雨でまた被害を受けてなければいいけれど・・・

鹿の子と呼ばれる斑点模様、 よく見たら ちゃんとした突起なんですね
〔蛇足〕

最近、花の名を確認するときは よく スマホの Google Lens アプリを使ってます。 パソコンの Google画像検索なんかよりずっと絞り込みがいい(^^♪
園芸センターで切り花など 花の名前が書いてないときは 直接スマホの Google Lens で、 こうやってとってきた画像の時は パソコンにその画像を映し出しておいて スマホの Google Lens アプリをパソコン画面に向けて検索できます。
シーボルトさんがドイツに持ち帰ったのは紫陽花だけではなかったのですね!
よくぞ、持ち帰ってくださいました。
日本の紫陽花と共にユリもヨーロッパの人々に愛されたことでしょうね^^
ほんとにそうですよね。
シーボルトは 西洋ではすでに化石動物と思われていたオオサンショウウオの生きた個体を2匹 オランダに送ったそうで、それも日本への関心を呼び起こすのに一役買ったそうですね(今 関連記事読んできました(´∀`))