アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

ハンゲショウ - 夏来にけらし

2022-06-23 19:35:15 | みんなの花図鑑
ハンゲショウ

春すぎて夏来にけらし白妙の
 衣ほすてふ天の香具山
  持統天皇



ハンゲショウはドクダミ科の植物。




「名前の由来は、半夏生(太陽の黄経が100°になる日。グレゴリオ暦で毎年7月2日頃)の頃に花を咲かせることに由来する説と、葉の一部を残して白く変化する様子から「半化粧」とする説がある。」(wiki 「ハンゲショウ」)




2022年7月2日は『半夏生(はんげしょう)』、七十二候の一つ『半夏生(はんげじょうず)』です。
半夏とは烏柄杓(からすびしゃく)という植物の別名で、この毒草が生ずる季節という意味です。
半夏生は夏至から11日目です。




「また、葉の片面(表面)だけが白くなることから古くはカタシログサ(片白草)とも呼ばれている。」(同上)




ハンゲショウは、茎の上部の数枚の葉は下半分が白色となって目立つ。
この葉の色から「半化粧」の名が生まれたというのがもう一つの説。








コミスジ

















.


コメントを投稿