名古屋市農業センターの福寿草です。
フクジュソウ(福寿草、Adonis ramosa)
属名 Adonis(フクジュソウ属) は、ギリシャ神話に登場する美少年の名前に由来し、種小名の ramosa は「枝分かれした」という意味だそうです。
菊のような葉をしています。キンポウゲ科によく見られる葉です。
花被片は 黒味がかった5~8個の萼片、10数枚の黄金色の花弁という構成です。
花弁が艶々しているのもキンポウゲ科の特徴です。
そして多数の雄しべに囲まれて中央に子房が出ています。子房からはたくさんの柱頭が出ています。
雄しべは50個ほどあるといいますから、たぶん同じ数の柱頭があるんでしょうね
というわけで、キンポウゲ科の花蕊ってよく似ているなぁ、という確認です。
キンポウゲ科の仲間たち
キツネノボタン(狐の牡丹 Ranunculus silerifolius)
タガラシ Ranunculus sceleratus(ラナンキュラス・セレラトゥス)
ラナンキュラス 'ラックス' (Ranunculus Rax series)
リュウキンカ(立金花、Caltha palustris var. nipponica)
シュウメイギク(秋明菊)Anemone hupehensis var. japonica
.
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます