(2016年05月05日の記事を再編集)
*閉店の挨拶
閉店のお知らせ。 50年近く向日町で営業させていただいた珉珉(ミンミン)向日町店は2020年5月6日に終わりを迎えます。 代替わりをして15年。いろいろな経験と出合いがありました。
残り少ない営業日を心を込めてお客様一人ひとりとお別れしていきたいと思います。
あと2ヶ月ちょっととなりますが皆様と別れを惜しみたいと思います
京都府向日市にある、激辛商店街のみんみん向日町店(京都市向日市寺戸町小佃)に激辛チャーハンの新作が誕生した。激辛マニアを全国から引きつける同店が年末に作り上げた激辛チャーハン3部作の最終バージョンだ。
同商店街は、2009年に任意の団体として誕生した商店街で、向日市全域を使い加盟店約70店舗が参加して、町活性化と独自の視点でそれぞれの店舗の収益をあげる手法で全国レベルで注目を集めている。
その数ある加盟店の中でもアイデア力において群を抜いた存在と言われる「みんみん東向日店」は店主の長縄慶三さん、店舗マネージャーで奥さんの長縄尚美さんが経営する。
同商店街の立ち上げから加盟店であるみんみんの激辛名物料理は「チャーハン」。現在、辛さのレベルが1から20までに分類されており、レベル3をクリアして認定書を受け取らないと、それ以上の辛さのチャーハンを食べる事が出来ないルールとなっている。
レベル15の名称は「デスチャーハン」で同店のトップセールスを記録している。さらにその上の辛さをつ追求して3年前に作り上げたのが「生殺しチャーハン」で、2016年12月9日の10時現在で参加者370人で完食達成20人で完食率が5.4%となっており、その辛さがいかに強力であるかが分かる。
デスチャーハンは、カレーチャーハンをベースとしながら「ブート・ジョロキア」が辛さの核、生殺しチャーハンは、キムチチャーハンをベースに「トリニダード・スコーピオン」が辛さの核となっている。
テレビ、新聞、雑誌などで度々、取材を受ける長縄慶三店長の防毒マスクをしての調理は今や向日市の名物となっている。実際に調理をしている現場にいると湯気だけで蒸せ返るほどで、「命をかけて辛さと戦っている」と長縄さんは語る。
そんな同店が満を持して登場させた新作が、現在唐辛子の辛さにおいてギネス認定を2013年11月に受けているアメリカ生まれのキャロライナ・リバーを使った「死神(しにがみ)チャーハン」だ。
キャロライナ・リバーの辛さは、辛さの単位スコヴィルで300万となっており、スコーピオンが150万、ジョロキアが100万の辛さレベルであることからもその凄みが分かる。唐辛子の代名詞であるハバネロは35万スコヴィルとなっている。
今回の死神チャーハンは、長縄尚美さんのアイデアで誕生した。向日市の農家、清水洋治さんが作ったキャロライナ・リバーの存在を知り、2016年夏に収穫されたキャロライナ・リバーを一括で買い上げそれから試作を繰り返し、ついに死神チャーハンを作り上げた。キャロライナ・リバーの刺すような強みを麻婆チャーハンベースでまろやかに包むイメージで作り上げた。実施記者が試食してみると、出だしに甘みを感じ、次に旨味を感じ、それから焼けるような衝撃波が襲い、そして針につかれているような痛みを感じた。
長縄ご夫婦に目標を聞くと「かなり美味しく出来上がった。それでいて完食者0が目標。死神チャーハンは食べようと思わないレベルを追求している。全国の激辛マニアの挑戦を受けて立つ」と言う。完食すると死神チャーハン完食証明書がもらえる。イベントまで激辛だ。
みんみん 向日町店(初回訪問)