問屋街のお寺 普濟寺
名称:普濟寺
住所: 台北市華陰街100號
TEL:02-2558-7046
時間:5:00~20:00
交通:台鉄台北駅から徒歩約5分
華陰街は台北駅の北に広がる卸問屋
台北はもとより台湾中から仕入れに訪れます。
更にはアジアの国々からも豊富な商品を求めやってきます。
ファッションやカバン、レストランに必要なすべての商品。
蛇口やトイレ用品、店頭を彩る看板、デイスプレーなどない物は無いかも知れません!!
大勢の人が訪れますから食堂、コンビニはもちろん、人気のあるのがこの様な屋台
安くておいしいのは台湾の特徴です。
普濟寺
ビルとビルの間に現れたのはお寺。
土地の少ない台北ではお寺もこのようなビルになっていても不思議ではありません。
お寺の前の歩道には香炉そして狛犬まで鎮座していました。
何本かある柱には邪気除けの龍の彫刻が前面に施されています。
台湾の人の信心深さがお寺のあちらこちらに感じられます。
通りかかったのは早朝、5時過ぎ、すでに参拝の人の姿があり中からはお線香の煙が外に流れていました。
ここ普濟寺のご本尊の観音菩薩はは今から160年以上前に中国大陸からこの地にやってきました。
戦争中は、難をを逃れるため持ち出され、菩薩像は、地域住民に代々守られてきました。戦後になってお寺の回復が行われ、1949年に新しいお寺ができ、農暦12月12日に菩薩像がこの地に戻りました。
お寺に入りきらない程、参拝客が増えたため、増築し、今の形になりました。
1階は正殿で、装飾が施され、観音菩薩像が祀られています。その蓮台の下にもまた何体もの菩薩像が安置されています。
2階には大雄寶殿があり三寶仏陀が祀られ、こちらには豪華な装飾はなく、厳かな装いが施されています。