2024/12/13 読売新聞オンライン
新居浜市の西部学校給食センター
愛媛県新居浜市の西部学校給食センターで12日、給食に出す「冬野菜のカレー」の調理中、ステンレス製包丁1本の先端部分が約1ミリ欠けているのが見つかり、カレー4000食分の提供を中止していたことが分かった。子どもたちには保管していたレトルトカレーを出したという。
市教育委員会学校給食課によると、同給食センターでは小学校9校、特別支援学校2校分の給食を調理しており、安全確保のため、食材を一つ切るたびに包丁とまな板の状態をチェックしている。
午前9時頃から調理を開始し、同9時30分頃、大根を切り終えてチェックした際、包丁1本が欠けているのに調理員が気が付いた。欠けた部分は見つからず、カレーに混入した可能性を否定できないため、提供をやめたという。
同課は、保護者宛てに「より一層、安心・安全に万全を期します」とのおわび文書を出した。