2024/12/13 読売新聞オンライン
人工雪が散布されるゲレンデ(高島市で)
本格的なスキーシーズンを前に、高島市のびわこ箱館山(箱館山スキー場)で人工雪によるゲレンデ造りの作業が急ピッチで進められている。
作業は11月26日から開始。4台の造雪機を使い、くみ上げた谷水を凍らせて砕いて1日に最大約450トンの人工雪を製造。職員はホースから吹き出る雪を斜面にまき、琵琶湖を望むゲレンデに高さ2~3メートルの雪山を次々と造っていった。約30センチの積雪となるよう、これを圧雪車で均等にならすという。
同スキー場は今月21日から今季の営業を始める予定。担当者は「今季は降雪量が多いという予想もあるので期待している。多くの方に雪に親しんでもらえるよう、しっかりとゲレンデの状態を整えたい」と話した。