数日前、「新・人間革命」の読了を決意。
これまで通り、毎月一巻づつ読もうと読み始めたのだが、待てよ…。
「新・人間革命」は30巻。といっても、30巻目は上下に分かれているから、実質31巻。
毎月1巻づつ読んでいて、途中でちょっと時間が取れないことがあったりすると、…
3年かかる!
ダメでしょ!ということに気づいた。(遅いよ、私)
創立100周年までの大事な10年間、その弟子の道を知るための読了。
3年もかけてたら、残り7年になっちゃう。
ということで、毎月3巻読了を目途に挑戦します。
一度読んだだけではスルスル抜けていく脳みそなので、「ここ」というところには線を引いて
ブログにアップしていければと思います。
🍀🍀🍀
「はじめに」
・1993年8月6日、広島原爆投下の日に軽井沢研修道場で「新・人間革命」を書き始めたことが記されています。
P2
・恩師の精神を未来永遠に伝えゆくには、後継の「弟子の道」を書き残さなければならないとの思いからであった。
・できるなら、続編の執筆は誰かにお願いしたいというのが、私の偽らざる心境であった。
だが、私の足跡を記せる人はいても、私の心までは描けない。
私でなければわからない真実の学界の歴史がある。
P3
・その執筆は、限りある命の時間との、壮絶な闘争となるに違いない。
しかし、自身のこの世の使命を果たしぬいてこそ、まことの人生である。
「旭日」
P14
・伸一は…戸田が逝去の直前、総本山で病床に付しながら、メキシコに行った夢を見たと語っていたことが忘れられなかった。
…「待っていた、みんな待っていたよ。日蓮大聖人の仏法を求めてな。…君の本当の舞台は世界だよ。世界は広いぞ」
・彼が初の海外訪問の日を十月二日と決めたのも、二日が戸田の命日にあたるからであった。
P16
・…日本の仏教そのものが、広く世界に流布されることはなかったといってよい。…「禅ブーム」を起こしたに過ぎなかった。
P17
・…それは、仏教史を画する新たな時代の幕開けにほかならなかった。…奇しくもこの年は、日蓮大聖人が「立正安国論」を認められ、恒久平和への光の矢を放たれてから、ちょうど七百年にあたっていた。不思議なる時の一致といってよい。
P18
・「…マッカーサーは諸天善神だ。梵天・帝釈だよ。アメリカにはその恩返しに行きたいな」
・私は先生の分身として、アメリカの大地に立つのだ。新しき歴史を、この手で、断固、開くのだ
P20
・…有能な通訳の育成が不可欠であることを痛感した。
P28
・(彼=正木)…念願のロサンゼルスについて5日目に、父の死を知らせる便りを手にした。…四日目の朝に伸一から励ましの便りが届いた。
「正木君、悲しいだろう。辛いだろう。しかし、使命に生きる君らしく、いかなる悲しみや苦難をも乗り越えて、雄々しき指導者に成長されんことを祈ります」
・…更にその一年後…第二代会長戸田城聖の逝去の報に接したのである。…
「真の使命を忘れてはならぬ。世界の指導者に育つことを忘れてはならぬ」との、伸一の烈烈たる呼びかけに、彼は、今こそ弟子が立ち上がり…
P44.45
・「風俗や習慣の違いというのは、確かに大きな問題ですね。…勤行の時の正座も、外国人にはかなり苦しいのではないかと思うんです。…でも、これは変えるわけにはいかんのでしょうね」
「いや、当然、椅子に座って勤行をすることも検討しなければならないだろう。…仏法には随方毘尼という考え方がある。…
大聖人の仏法は、…全世界の人類のための宗教なんだからね」
P48.49
・…このハワイ後に、世界広布の第一歩を記した意味を想った。
”戦争の辛酸をなめた人ほど、平和を渇望している。いな、最も不幸に泣いた人こそ、最も幸せになる権利があるはずだ。
そうであるならば、太平洋戦争の開戦の島であり、人種の坩堝ともいうべきハワイこそ、世界に先駆けて、人類の平和の縮図の地としなければならない。また、そうできるのが仏法である”
P57~
・「毎日、苦しい思いをしてきたんですね。辛かったでしょう。…でも、あなたには御本尊があるではありませんか。信心というのは生き抜く力なんですよ」
「ご主人と別れて、日本に帰(っても)…、自分の宿命を転換できないければ、苦しみは付いて回ります。…家庭不和に悩まなければならない自らの宿命を転換することです。…幸せの大宮殿は、あなた自身の胸中にある。…」
・「…一日も早く英語をマスターして、誰とでも意思の疎通を図れるように努力してください。これも大事な戦いです。…大きな心で、みんなの幸せを祈れる自分になることです。」
P75~
・「…社会的な信頼を得るために、まず大切なのは、仕事で成功することです。…広宣流布をわが人生の目的とし、そのために実証を示そうと、仕事の成功を祈るときに、おのずから勝利の道、福運の道が開かれていきます」
・…組織というのは、中心者の一念で、どのようにも変わっていきます。
「旭日」の章の感想
・今や192か国地域に広がったSGI。
けれども、その第一歩がいかに大変だったか。
この1巻を読んで、知った。
初めて『新・人間革命』を読んだ時は、愕然とした。
出来上がったものしか見ていないと、ついそれが当たり前になってしまう。
生まれた時から携帯電話があった子どもたちにとって、確かにメールやlineがない、リアルタイムに連絡が取り合えない世界など想像もつかないだろう。
60年前(1960年昭和35年)ジェット機が就航したとはいえ、ハワイまで7時間。
到着した深夜のホノルル空港に出迎えるはずの人々がいない。
タイプミスで到着時刻が誤って伝えられていたのだ。
会長一行を出迎える人々も、時間をかけないお金をかき集めて各島々から集まってきていた。
指導を求めて、幸せを求めて。
山本伸一は一粒一粒丁寧に種を植えていく。
幸せになるための「希望」、「信心」という種を。
ハワイ滞在は、わずか30数時間。
これまで通り、毎月一巻づつ読もうと読み始めたのだが、待てよ…。
「新・人間革命」は30巻。といっても、30巻目は上下に分かれているから、実質31巻。
毎月1巻づつ読んでいて、途中でちょっと時間が取れないことがあったりすると、…
3年かかる!
ダメでしょ!ということに気づいた。(遅いよ、私)
創立100周年までの大事な10年間、その弟子の道を知るための読了。
3年もかけてたら、残り7年になっちゃう。
ということで、毎月3巻読了を目途に挑戦します。
一度読んだだけではスルスル抜けていく脳みそなので、「ここ」というところには線を引いて
ブログにアップしていければと思います。
🍀🍀🍀
「はじめに」
・1993年8月6日、広島原爆投下の日に軽井沢研修道場で「新・人間革命」を書き始めたことが記されています。
P2
・恩師の精神を未来永遠に伝えゆくには、後継の「弟子の道」を書き残さなければならないとの思いからであった。
・できるなら、続編の執筆は誰かにお願いしたいというのが、私の偽らざる心境であった。
だが、私の足跡を記せる人はいても、私の心までは描けない。
私でなければわからない真実の学界の歴史がある。
P3
・その執筆は、限りある命の時間との、壮絶な闘争となるに違いない。
しかし、自身のこの世の使命を果たしぬいてこそ、まことの人生である。
「旭日」
P14
・伸一は…戸田が逝去の直前、総本山で病床に付しながら、メキシコに行った夢を見たと語っていたことが忘れられなかった。
…「待っていた、みんな待っていたよ。日蓮大聖人の仏法を求めてな。…君の本当の舞台は世界だよ。世界は広いぞ」
・彼が初の海外訪問の日を十月二日と決めたのも、二日が戸田の命日にあたるからであった。
P16
・…日本の仏教そのものが、広く世界に流布されることはなかったといってよい。…「禅ブーム」を起こしたに過ぎなかった。
P17
・…それは、仏教史を画する新たな時代の幕開けにほかならなかった。…奇しくもこの年は、日蓮大聖人が「立正安国論」を認められ、恒久平和への光の矢を放たれてから、ちょうど七百年にあたっていた。不思議なる時の一致といってよい。
P18
・「…マッカーサーは諸天善神だ。梵天・帝釈だよ。アメリカにはその恩返しに行きたいな」
・私は先生の分身として、アメリカの大地に立つのだ。新しき歴史を、この手で、断固、開くのだ
P20
・…有能な通訳の育成が不可欠であることを痛感した。
P28
・(彼=正木)…念願のロサンゼルスについて5日目に、父の死を知らせる便りを手にした。…四日目の朝に伸一から励ましの便りが届いた。
「正木君、悲しいだろう。辛いだろう。しかし、使命に生きる君らしく、いかなる悲しみや苦難をも乗り越えて、雄々しき指導者に成長されんことを祈ります」
・…更にその一年後…第二代会長戸田城聖の逝去の報に接したのである。…
「真の使命を忘れてはならぬ。世界の指導者に育つことを忘れてはならぬ」との、伸一の烈烈たる呼びかけに、彼は、今こそ弟子が立ち上がり…
P44.45
・「風俗や習慣の違いというのは、確かに大きな問題ですね。…勤行の時の正座も、外国人にはかなり苦しいのではないかと思うんです。…でも、これは変えるわけにはいかんのでしょうね」
「いや、当然、椅子に座って勤行をすることも検討しなければならないだろう。…仏法には随方毘尼という考え方がある。…
大聖人の仏法は、…全世界の人類のための宗教なんだからね」
P48.49
・…このハワイ後に、世界広布の第一歩を記した意味を想った。
”戦争の辛酸をなめた人ほど、平和を渇望している。いな、最も不幸に泣いた人こそ、最も幸せになる権利があるはずだ。
そうであるならば、太平洋戦争の開戦の島であり、人種の坩堝ともいうべきハワイこそ、世界に先駆けて、人類の平和の縮図の地としなければならない。また、そうできるのが仏法である”
P57~
・「毎日、苦しい思いをしてきたんですね。辛かったでしょう。…でも、あなたには御本尊があるではありませんか。信心というのは生き抜く力なんですよ」
「ご主人と別れて、日本に帰(っても)…、自分の宿命を転換できないければ、苦しみは付いて回ります。…家庭不和に悩まなければならない自らの宿命を転換することです。…幸せの大宮殿は、あなた自身の胸中にある。…」
・「…一日も早く英語をマスターして、誰とでも意思の疎通を図れるように努力してください。これも大事な戦いです。…大きな心で、みんなの幸せを祈れる自分になることです。」
P75~
・「…社会的な信頼を得るために、まず大切なのは、仕事で成功することです。…広宣流布をわが人生の目的とし、そのために実証を示そうと、仕事の成功を祈るときに、おのずから勝利の道、福運の道が開かれていきます」
・…組織というのは、中心者の一念で、どのようにも変わっていきます。
「旭日」の章の感想
・今や192か国地域に広がったSGI。
けれども、その第一歩がいかに大変だったか。
この1巻を読んで、知った。
初めて『新・人間革命』を読んだ時は、愕然とした。
出来上がったものしか見ていないと、ついそれが当たり前になってしまう。
生まれた時から携帯電話があった子どもたちにとって、確かにメールやlineがない、リアルタイムに連絡が取り合えない世界など想像もつかないだろう。
60年前(1960年昭和35年)ジェット機が就航したとはいえ、ハワイまで7時間。
到着した深夜のホノルル空港に出迎えるはずの人々がいない。
タイプミスで到着時刻が誤って伝えられていたのだ。
会長一行を出迎える人々も、時間をかけないお金をかき集めて各島々から集まってきていた。
指導を求めて、幸せを求めて。
山本伸一は一粒一粒丁寧に種を植えていく。
幸せになるための「希望」、「信心」という種を。
ハワイ滞在は、わずか30数時間。