待てど暮らせど、来ぬ人を

金曜日は、忙しい。
3時にナムリソタを迎えにいって、帰ってきたら、すぐうまい棒を迎えに行く。

うまい棒の学校へは、急いでも45分かかるので、4時には間に合わない。ちょっと待たせることになる。

昨日は、ナムリソタが大掃除で３時半ぐらいになるというので、うまい棒にメールで５時迎えにいくから、ちょっと待てと伝えた。
うまい棒も、昨日は７時間授業なので終わるのは４時過ぎるといっていたので、ちょうどよいと思っていた。

ところが、３時ごろナムリソタから「補習に出ることにした。終わるの５時ごろ」とメールが来た。
じゃあ、うまい棒を先に迎えにいかないと。

「４時に迎えにいく。」とうまい棒にメールし、あわてて出発。
幸い道はすいていて、４時ちょっとすぎに学校に着く。

「着いたよ～。」とうまい棒にメールするが、返信なし。
迎えの車が続々と入ってきて、生徒もばらばらと帰ってくる。
しかし、うまい棒からは、応答なし。

４時半。
「お～い、まだかぁ～。」応答、なし。

雪が降ってきて、冷えてくる。
「凍えるよ～。」応答、なし。

「何時ぐらいにこっちに着く？」とナムリソタからメール。
「まだ、うまい棒が出てこない。」
「途中まで歩くから、家に着いたらメール頂戴。」

そこで、ひらめいた。
TさんにSOSを出そう。
「『森のキッチン』まで歩いて、そこで待たせてもらいなさい。迎えにいくから。」

こういうとき、持つべきものは友達ですね。
Tさんに電話して、「営業時間過ぎちゃうけれど、何か飲ませて食べさせてやって」とお願いしました。

これで、一安心。
さて、うまい棒からは４５分過ぎにやっとメールが「今終わった。」

遅いよ～
「だって、お母さん５時に来るって、いったじゃん。そのあと、授業でメール見てる暇なかったもん。」
行き違いってやつですね。
しょうがない。急いで出発。もう５０分です。

でも、冷えてしまって、トイレにも行きたい。
途中、コンビニでトイレ休憩。
６時前に家に到着。

そして、今度は『森のキッチン』へナムリソタを拾いに行きます。
Tさんは、営業時間を過ぎてしまったのに、カーテンを閉めないで待っていてくれました。

「お世話様でした。」
ナムリソタは、コーヒーとクッキーを食べながら待ってました。
サンドイッチでも頼めばよかったのに、遠慮してたんだね。
重いかばん背負って、小一時間歩いて、お疲れ様。

メールがあって、いつでも連絡取れて便利なのに慣れてしまっているけれど、やっぱり行き違いってあるものですね。
あぁ、お疲れ様でした。