初荷の古い画像がないかと思って探したら、これがありました。
現代の画像は、初荷で探すとほとんどが大型トラック、せいぜい古いものでもオート三輪です。
そのうちに、初荷という言葉にも解説がいるようになるのでしょう。
今では元日からあちこちの店が開いていますが、商売仕事は元日にするものではないという時代もありました。
正月2日が初荷の日、売る人は新しい商品を仕入れる日でした。
新しい商品が入ってくれば場所をふさぎます。
お店の人は置き場の工夫に頭を悩ますでしょう。
何日か前、久しぶりに訪れた店の様変わりにオヤと思いまいた。
多少雑に置かれていた品々が、きっちり片付いているのです。
みな整然と並べられたその空間から醸し出されるのは、「倉庫」に近い空気でした。
整理整頓が「お店」らしさを消してしまっているのです。
これでは覗いたお客もすぐ引き揚げそう、思ったのはそんなことでした。
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