・・・・・・あわぞうの覗き穴・・・・・・

気が向いたときに、覗いてご覧ください。
何が見えるかは、覗く方々のお眼め次第です。

帳面上

2010年08月29日 | なんだいまあ(何だこりゃが念仏になった)
昔むかし生まれた170歳のおじいちゃんが、戸籍ではまだ生きている。
紙と筆だけのときはよくあることだったっかも知れないが、電子時代ではこれは怪奇現象だ。

県内のある郡に、町が一つ村はゼロというところがある。
こういうところにも郡役所はあるのだろうか、郡長さんはおられるのだろうかとたずねてみると、郡とは名前だけで役所もなし、郡長もいないとのこと。
隣の市に入りにくい、市に属さない町に、○○県□□町という行政区域上の位置づけはできないので、△△郡を名前だけ残してあるらしい。
当たりまえといえばそうなのだが、これも怪奇現象だ。

実体がなくても、帳面から取り去ることはどんな場合にも難しいのだ。
難しさにはちゃんと理由がある。
1.さしさわりのある決め事を改めなければならない。
2.手続きを慎重かつ確実にしなければならない。
こういうことをさっさと片付け、すっきりさせていくのが有能な官吏ではなかったのかなあ。


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