スーパーの魚で中毒が出たと報じられました。
食品の検査はしっかりやってほしいことのひとつではありますが、1品1品できることではありません。
魚などは、検査しているうちに、鮮度がぐんぐん下がることが誰にも想像できます。
果物のハンドピックも、粒の小さいものでは終わるまでに古くなってしまいそうな気がします。
「厳密に間違うより、あいまいで正しいほうがよい」とケインズは言ったそうです。
厳密な検査表や、見た目の粒揃いより、食べて美味いほうがよいと思います。
あまりに綺麗に揃った生鮮食品には、かえって不気味さを感じます。
それにしても、日常の食べ物は、収穫から口に入るまでの過程が複雑で段階が多すぎます。
収穫以前のことは目に見えないので、どうなっているのか知ることもできません。
それでも食べて寝て生き続ける、人間はすごい生きものです。
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