やめました

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家の外で準備する台風対策

2019年09月01日 | 不動産
8月から9月は台風シーズンに突入します。日本の遥か南の遠くで発生する台風ですが、統計を取り始めた昭和26年以降、毎年吸い寄せられるように20個近くが日本の近くを通るか上陸して大きな被害をもたらしています。気象庁からはおおよその勢力を示す目安としてその大きさが発表されているので、最大風速が毎秒10メートルを超えるような場合は、強風被害を受けないように前もって家の外や周辺を準備しておく必要があります。



一番始めに行うことは雨戸チェックで、雨戸には木製の引き戸タイプとシャッタータイプの2種類がありますが、どちらの場合もスムーズに動かせるかをまず確認し、経年劣化によってネジが緩んでいたり、戸車が摩耗して戸板が外れやすくなっていないかをチェックします。レール部分にゴミなどの異物があっても外れやすくなるので、あらかじめ掃除しておくことが大切です。

次に、風で飛ばされてきた物で窓ガラスが割れてしまった場合、破片が周辺に飛び散ると大ケガをする恐れがあるため、窓ガラス補強のためガムテープを用意します。「米」印を描くように窓ガラスの対角線と中央の縦横に、部屋の内側からガムテープを貼り付けるだけである程度の補強効果が期待できます。もしあればダンボールを窓に貼り付けた上でガムテープを貼ると強度が増すので、雨戸が無い窓を中心に準備しておくと安心です。

次に必要なことは庭・ベランダの不要物整理で、植木鉢やジョウロ、バケツなどのガーデニング用品やスタンドなどの動くものがある場合はできるだけ室内に取り込んでおき、室内に入れられないサイズのものは横倒しにしておくことが大切です。特に集合住宅の場合は周囲の家に迷惑をかけることになりますし、マンションなどの場合は下に落ちてしまうと通行人にケガをさせてしまう恐れがありますので、忘れずに準備しておくことが重要です。

なお、庭にある小さな樹木や花などは、枝や茎が折れないようにネットなどで全体を巻いた上でビニールひもで縛りつけておくとよいでしょう。屋根に剥がれなどがある場合は、そのままにしておくと飛散したり雨が内部に浸み込んでしまうなど被害が大きくなる可能性があります。特に瓦屋根の住宅の場合は飛散してしまうと大変危険ですので、台風情報を確認したら早めに修理しておくことが必要です。しかし、台風が近づいてきてから気付いた場合は、屋根に上ると突風を受けて落下するなど命の危険もありますので、自分で修理しようとはせずに業者に相談するようにしましょう。

外壁も同様で、クラックがある場合は雨が内部に浸みてしまうことがあるのでコーキング剤で修理することが望ましいですが、時間が無い時はガムテープを貼り付けておくだけでも効果が期待できます。そのままにしておくと外壁全体を取り換える大掛かりなリフォームになってしまうこともあるので、常日頃からクラックや剥がれがないかをチェックしておくことが大切です。

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