待つことよりも待たせることは辛いものです。
操作手順の予習なしに初めての試みに臨むとき、待ちながら見ている人がいると、一呼吸おく心の余裕を失います。
昨日も、それで失敗をしました。
ほかにもすることがあるのに、せっかく集まった方々を待たせ、迷惑をおかけしてしまいました。
毎日使うことのないパソコンでは、Windows の更新に、ずいぶん待たされることがあります。
起動が何十秒早いか遅いか、コマンドへの応答が何分の1秒早いか遅いかなど、問題にならないほど、何もしない時間をとられます。
なぜあれほど時間がかかるのでしょうか。
修正プログラムを適用するときに、すでに使われているプログラムで関連のあるファイルについて再評価を行っているらしいのです。
修正プログラムが必要であるということは、不完全な部分があることなので、それならば、いちいちチェックをせずに前のファイルを削除してパッと入れ替えたほうが早いのではないかと思います。
超高速で動くコンピューターを使って修正プログラムを作っている人は、チェックの範囲をできるだけ広くすれば、完全無欠になるだろうというので、実用上は無関係の既存ファイルまで評価の対象にしているのではないでしょうか。
その人たちは、更新のたびに地球上で何億人の人が待たされているのか、どれほど時間を空費しているのか、考えたことがあるのでしょうか。
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