Best Days

予感的中のブーイング

映画を観終わって、
思わず拍手したくなる作品もあれば、
ブーイングしたくなるものもある。
前情報を松からしか聞いてなかったが、
ちゃんと自分で調べなかったことを後悔。
最初の10分で、
観終わってから、ブーイングしたくなるのは
必至だろうと思った。



『セプテンバー・テープ』

監督:クリスチャン・ジョンストン

9.11テロから1年後のアフガニスタンに乗りこんだ
アメリカ人ジャーナリストの姿を描くドキュメンタリー・ドラマ。
実在する報奨金ハンターや武器ディーラーとの闇取引、
実弾の飛び交う市街戦を記録した映像が、
アフガニスタンの現実を生々しく映し出す。
予感的中。
最悪。
久々に、金返せと思った。
途中耐え切れず、席立ちたくてしょうがなかった。
フェイク・ドキュメンタリーとゆう
そんなジャンルの映画も初めて観たけど。
フィクションのくせに面白くもないし、
ドキュメンタリーとしても、どーしょーもない。
救いようのない映画だった。

9.11の直後、実家で、
映画好きのうちのママと
ちょっと不謹慎だけど、
きっと何年かしたら、これをモチーフにした映画が、
たくさん出てくるだろうねって、
話したのを覚えてる。
きっとその中でも、
真摯に描いているものと、
そうでないもの、
色々出てくるんだろうって。
明らかに、後者の映画だ。

エンドロールで、
9.11の犠牲者に捧ぐって、
お決まりのようにあったけど。
こんな作品を捧げられても、
犠牲者は怒ると思う。
アメリカ人の馬鹿さ加減を、
アピールしただけの作品。
ただ、危険地帯に行って、
その勇気と履き違えてる、
自己満足の欲求を満たす愚かさとか、
物事を、一方的にしか見ないとか、
現地の子供と仲良くしてる映像とか、
最後に、正当化する為の、
お涙頂戴的なオチを持ってくるとか、
虫唾が走ってばっかりだった。
あーあ、最悪。
気分悪い。
こんな作品にお金払って、
馬鹿みたいだ。


久しぶりの勉強会に参加できて
嬉しかったんだけど。
思い出しても、
ムカムカが消えない1本を観てしまいました。

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