写真集『早稲田悠遠』

早稲田大学野球部の春季リーグ戦が、新人戦を含めて終了しました。

今夜は、捲土重来を期して、全体ミーティングが行われています。

私は、リーグ戦期間中にぞんざいにしていた部屋や本棚の整理をしたり、そして娘と一緒に買い物に行ったり。

娘は、私の財布を頼りにして、体脂肪計やら、化粧品やら、アイスクリームやら、どんどん買っていきます。

『おいおい、自分のもらっている給料は使わないの？』と思いつつも、リーグ戦期間中の不義理は、金銭で穴埋めするしかない私でありました。
(＞＜)

とにもかくにも、Ｔシャツと短パンという節電ファッションで、久しぶりに娘と一緒に土曜日を過ごしました。
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本棚を整理していると、存在を忘れかけていた本に気がついて、思わず読んでしまうものです。

その一冊が、『早稲田悠遠』
早稲田大学創立100年を記念して、1984年3月に恒文社から出版された写真集です。

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この写真集が出版された頃、私は銀行に就職して五年目。まだ二十歳代でした。

融資課のヒラ担当者の筆頭として、ややこしい企業群を担当先に割り振られて悪戦苦闘の日々。
加えて、従業員組合の支部書記長として、業務終了後や週末に会計事務やら、資料作成やら、職場巡回やら…
『滅私奉公』と言ってもよい毎日でした。
(T_T)
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そんな時代に私の気持ちの支えとなったのは、もちろん早稲田スポーツでした。

『早稲田悠遠』にも、キャンパス風景だけでなく、早稲田スポーツに関する写真が数多く登場します。

安部球場、神宮の学生席、優勝パレード、体育局での祝勝会…

冒頭の写真は、宮崎監督（旧制・小倉中学）・安部主将（小倉高校）を先頭に、山岡靖（早実）、広岡（姫路東）らによる堂々の優勝パレードです。


この写真は、30年ぶりに箱根駅伝で総合優勝を達成した直後のゴール付近の競走部の面々。
写真の左端が遠藤司くん（横手工業）、右端が金哲彦くん（八幡大付属）
選手たちのクリクリの坊主頭が時代を感じます。


この写真は、ラグビー早慶戦です。
ヒゲのPR松瀬学（修猷館）、白ハチマキのFL土屋謙太郎（久我山）、サポートするNo8益子（日立一高）、後方に迫るCTB吉野（日立一高）。

彼らの奮闘する姿から勇気をもらって毎日の仕事と格闘する、ヤング島耕作ならぬ、ヤングay1881でした。