ベイジーニョ

前回ご紹介したブラジルのお菓子「ブリガデイロ」。
ブリガデイロはココア風味の練乳ボールで、見た目も黒いのですが、これと対になった白いお菓子があります。
それが「ベイジーニョ」。
こちらはココナッツ風味の練乳ボール。
ちなみにBeijinho（ベイジーニョ）は日本語に訳すと「キス」なのだそうです

というわけで、今回はベイジーニョを作ってみました。
材料はこちら。

・コンデンスミルク・・・１缶
・牛乳・・・コンデンスミルクの缶の半分
・卵黄・・・２個分
・ココナッツファイン・・・５０グラムくらい

〈作り方〉
１、コンデンスミルク、牛乳、卵黄を厚手の鍋に入れ、木べらでかき混ぜながら沸騰させる。
２、沸騰してから約１５分間かき混ぜ続ける。
３、鍋の底が見えるくらいになったら火を止め、よく冷ます。
４、１～２㎝くらいのボールを作り、ココナッツファインをまぶす。

出来上がったのがこちら。

やはりコンデンスミルク１缶で、３パックもできてしまいます

いろいろなサイトでベイジーニョの作り方を見てみたら、ココナッツファインは生地に混ぜ込み、グラニュー糖をまぶすとなっていたのですが、先日私がいただいたベイジーニョは↑のようにココナッツファインがまぶしてあったので、そのように作ってみました。
あと、本来ならクローブというスパイスを飾るのですが、ちょっと強烈な香りがするためカット・・・。
ブリガデイロと同じく、混ぜて丸めるだけという簡単なお菓子ですが、火を止めるタイミングだけは重要。
実は先日のブリガデイロは火を止めるのが早すぎて、生地がデロンとなってしまったのです・・・
というわけで、今回はしっかり鍋からはがれるようになってから火を止めたので、成形も楽でした

ところで、今日この材料を購入するためにブラジル食材のお店に行ってみたら、すでに出来ているベイジーニョとブリガデイロを発見しました。
で、その大きさにびっくり
何と直径３㎝くらいの大きさだったのです
（ちなみに私が作ったのは１㎝くらいの大きさ）
ただでさえすごく甘いお菓子なので、あの大きさだと頭がキーンとなるくらい甘いと思います