わたしたちのもとに来てくれた赤ちゃんの記録。
この1週間の出来事は記憶から無くなることは絶対にないけれど、
当時何をどんなふうに感じていたか思い返したくなったら、すぐに帰ってこられるように。
つらい思いが多かったけど、
そんな中でも嬉しいって思えることもあったってことを、思い返せるように。
■平成24年3月24日(土)16週3日・入院1日目
昨日の検診では何も異常がなかったのに。
1日中寝ていて、安静にしていたはずなのに。
夕食を食べているときに、急にお腹が痛くなった。
いつものつわりとも違う、何かおかしな痛み?違和感がお腹に。
立ち上がると、お腹の中から一気にお水が流れ出てきた。
何が起きたのかわからなかった。
病院に電話して、夫と病院に駆け、診察。
エコーを見る先生はとても深刻な表情だった。
羊水がほとんど流れ出てしまっている。
赤ちゃんは、いつ亡くなってしまってもおかしくないとても危険な状態。
(羊水がないということは、赤ちゃんにとっては致命的なことらしい。)
でも、心臓はちゃんと動いている。
なんでこんなことになっちゃったんだろう。
わたしたちは、選択を迫られた。
1:望みはほとんどないが、前向きな治療を施していくこと。
2:今後のことを考え、今回は治療はせずに諦めること。
わたしたちは、赤ちゃんが生き続けてくれることに望みをかけ
入院して、できる限りの治療をしてもらうことに決めた。
病室まで車いすで移動し、(ここから先の移動は全て車いす。)
腕に点滴を刺され、採血をし、ひたすら安静を続ける生活がはじまった。
「時が経てば治る」という確実なものは何もないけれど
わたしができることは、安静にすること。
ただそれだけ。
病名は、「前期破水(妊娠16週)切迫流産」
治療は、点滴を打ち続けること。
羊水がなくなったことから、子宮を通じ、
赤ちゃんと母体のわたしに感染がないようにする抗生剤の点滴を朝夜の2回。
そして、羊水がなくなったことで、陣痛しないように
(羊水がなくなると、母体は赤ちゃんを産む準備の陣痛を起こすようにできてるらしい。)
お腹の張り止めの点滴を24時間。
この2種類の点滴を打っていたとしても、
菌に感染し、それが広まっていく可能性はあるし、お腹の張りがはじまることもある。
まさかこんなことになるだなんて考えてもみなかった。
なんとも言えない漠然とした不安の中、ほとんど眠れないまま翌朝がやってきた。
この1週間の出来事は記憶から無くなることは絶対にないけれど、
当時何をどんなふうに感じていたか思い返したくなったら、すぐに帰ってこられるように。
つらい思いが多かったけど、
そんな中でも嬉しいって思えることもあったってことを、思い返せるように。
■平成24年3月24日(土)16週3日・入院1日目
昨日の検診では何も異常がなかったのに。
1日中寝ていて、安静にしていたはずなのに。
夕食を食べているときに、急にお腹が痛くなった。
いつものつわりとも違う、何かおかしな痛み?違和感がお腹に。
立ち上がると、お腹の中から一気にお水が流れ出てきた。
何が起きたのかわからなかった。
病院に電話して、夫と病院に駆け、診察。
エコーを見る先生はとても深刻な表情だった。
羊水がほとんど流れ出てしまっている。
赤ちゃんは、いつ亡くなってしまってもおかしくないとても危険な状態。
(羊水がないということは、赤ちゃんにとっては致命的なことらしい。)
でも、心臓はちゃんと動いている。
なんでこんなことになっちゃったんだろう。
わたしたちは、選択を迫られた。
1:望みはほとんどないが、前向きな治療を施していくこと。
2:今後のことを考え、今回は治療はせずに諦めること。
わたしたちは、赤ちゃんが生き続けてくれることに望みをかけ
入院して、できる限りの治療をしてもらうことに決めた。
病室まで車いすで移動し、(ここから先の移動は全て車いす。)
腕に点滴を刺され、採血をし、ひたすら安静を続ける生活がはじまった。
「時が経てば治る」という確実なものは何もないけれど
わたしができることは、安静にすること。
ただそれだけ。
病名は、「前期破水(妊娠16週)切迫流産」
治療は、点滴を打ち続けること。
羊水がなくなったことから、子宮を通じ、
赤ちゃんと母体のわたしに感染がないようにする抗生剤の点滴を朝夜の2回。
そして、羊水がなくなったことで、陣痛しないように
(羊水がなくなると、母体は赤ちゃんを産む準備の陣痛を起こすようにできてるらしい。)
お腹の張り止めの点滴を24時間。
この2種類の点滴を打っていたとしても、
菌に感染し、それが広まっていく可能性はあるし、お腹の張りがはじまることもある。
まさかこんなことになるだなんて考えてもみなかった。
なんとも言えない漠然とした不安の中、ほとんど眠れないまま翌朝がやってきた。