秋紀 芳慧 (Yoshie Akinori)

文章から思うこととワークショップについて

文章を書くということは自分の思考を明らかにしてくれる。

なんとなく思っている、なんとなく分かっている、なんとなく感じている、そういったことを、なぜそう思っているのか分かっているのか感じているのかを文章を書くことによって自分の中を探っていける。

人は言葉にならないことでも感じることができる。それを理解する時に、それを感じた筋道を言葉と一緒にたどっていくとより深くわかることがある。

その筋道をたどることがとても大事だ。

人は話をするときにはたいていなにかしら結論らしきものを口に出す。その結論のようなものにいたる筋道がわかると理解が進む。

自分がなにか人に話をするときも筋道がない話をすると、根無し草のような、力のない、ふわふわしたものになる。

しかし筋道がわかっている言葉を発すると言葉に力が持てて、話を聞いてもらえる。

文章はいまだにうまく書けないが、それでも書くことを自分に強いることで考え、筋道を明らかにする手助けにする。

日記を書いているという話を去年書いたが、それが面倒に感じる日もある。しかしそういう思いにとらわれないようにさっさと書いていく。

そこには感情はいらない。ただ書くのみだ。

感情に振り回さずに自分が感情をコントロールできるように仕向けることは必要なことだ。

仕事柄いろいろな人に出会い、いろいろな話を聞く。

感情に一喜一憂するようなときには、自分がなにを考えているのか文章を考えるように見つめてみることをしている。

明日はワークショップです。

先週は音楽と踊ると行為について、呼吸を使うレッスンをしました。

明日も基礎からその延長線上に進めればと考えています。

皆様のお越しを心よりお待ちしております。


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