備 忘 録"

 何年か前の新聞記事 070110 など

電磁波問題でWHO 各国に予防措置勧告

2009-11-06 21:08:47 | 技術

Kodak DC4800

'07/06/18の朝刊記事から

電磁波問題でWHO 各国に予防措置勧告
小児白血病「関連否定できず」


ヘアドライヤーなど電化製品や高圧送電線が出す超低周波電磁波の人体影響について、世界保健機構(WHO)が「小児白血病発症との関連が否定できない」として、各国に対策法の整備など予防的な措置を取ることを求める勧告を盛り込んだ「環境保健基準」をまとめた。
電磁波の長期的な健康影響についての初の国際指針で、18日にも公開される。

WHOは、具体的な規制値は示さなかったものの、日本や米国などでの疫学調査から「常時平均0.3-0.4マイクロテスラ(テスラは磁界や磁石の強さを表す単位)以上の電磁波にさらされていると小児白血病の発症率が2倍になる」との研究結果を支持。
「電磁波と健康被害の直接の因果関係は認められないが、関連は否定できず、予防的な対策が必要」と結論づけた。

経済産業省は今月、作業班を設置して送電線周辺の超低周波磁界規制の検討を始めたばかり。
電磁波の人体影響に直目した規制がない日本も対策を迫られることになる。

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エンジンで帰還、100回再使用

2009-07-22 21:07:49 | 技術


'07/05/20朝刊記事から

エンジンで帰還、100回再使用
リサイクル型観測ロケット (リサイクル型でなくリユース型ではないのか_amano)
宇宙航空研究機構 11年度発射目指す


繰り返し100回使える小型観測ロケットを開発し、2011年度の初打ち上げを目指すプロジェクト案を、宇宙航空研究開発機構の稲谷芳文宇宙科学研究本部教授らがまとめた。
千葉市で19日から始まった日本地球惑星科学連合大会で発表する。
打ち上げ後はパラシュートに頼らず、エンジンだけで発射場に帰還・着陸するほか、飛行中にホバリングもできるようにする。
実現すれば世界初。

現在の観測ロケットは使い捨てで、1機2億ー3億円するのに対し、再使用型にすることで打ち上げコストを1回約1500万円に引き下げ、観測・実験回数を増やすのが目的。
将来の有人宇宙飛行に必要な高い安全性と信頼性を実現する狙いもある。
稲谷教授らはこれまで基礎研究を行ってきたが、本格的な研究開発への移行を目指している。

新ロケットは高さ8-9メートル、重さ約8トン(燃料含む)。
大型のH2Aロケットと同じ最も効率が良い液体水素と液体酸素を燃料とするエンジンを4基備え、このうち1基が故障しても飛行できるようにする。
重さ約100キロの観測・実験装置を搭載し、最高で高度約120キロまで到達する。

発射場は鹿児島・内之浦宇宙空間観測所を想定。
試験1号機を含む開発費は50億ー100億円を見込んでいる。

稲谷教授らは、1999-2003年度に秋田・能代多目的実験場で、小型実験機を8回、離着陸させた。
その後はエンジンの推力調整や長寿命化などの実験を続けている。

稲谷教授は「飛行高度をだんだん上げていくことで、航空機と同様に繰り返し運用できるようになる」と話している。


観測ロケット
高層大気や宇宙線の観測、落下時の無重力状態を利用した実験、技術開発に使う小型ロケット。
宇宙航空研究機構では主に個体燃料で単段式のS310型とS520型を鹿児島・内之浦宇宙空間観測所から年数回打ち上げている。
いずれも高度100キロ以上の宇宙空間に弾道飛行で到達した後、海上に落下、投棄される。


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「きく8号」打ち上げ成功

2008-04-07 10:43:03 | 技術

ヴェトナム ホテルの窓から2 Kodak DC4800

'06/12/19の朝刊記事から

「きく8号」打ち上げ成功
通信衛星 大型アンテナ展開へ


宇宙航空研究開発機構は18日午後3時32分、鹿児島県・種子島宇宙センターで、通信技術試験衛星「きく8号」を搭載したH2Aロケット11号機を打ち上げた。
きく8号は軌道に投入され、打ち上げは成功した。
約1週間後、世界最大級の衛星通信アンテナを展開、来年春をめどに小型通信端末を使った実験を開始する。

H2Aロケットの打ち上げは、9月に政府の情報収集衛星を打ち上げた10号機以来、今年4度目。11号機は、約5.8トンと過去最も重いきく8号を運ぶため、大型補助ロケット(SRB-A)を4本装備する最強の形態を初めてとった。

聞く8号は荘開発費約470億円で、宇宙気候の墓、NTTや情報通信研究気候も開発に参加。地上の小型携帯端末との通信技術の実証実験や、災害時、山岳救助などへの応用実験などを行う。H2A・11号機は約119億円。

きく8号
宇宙航空研究開発機構が開発した8番目の技術試験衛星。
高性能な大型静止衛星開発や携帯端末との通信技術実証が目的。
金属のメッシュでできた「傘」を組み合わせた世界最大級のアンテナは送受信用に2面あり、打ち上げ後、軌道上で展開する。
アンテナは片面直径17-19メートルで重さ140キロ。
衛星の重さは燃料を含め約5.8トン。

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脱輪死亡事故 三菱自に賠償命令

2007-02-09 19:47:39 | 技術
‘06/04/19の新聞記事から

脱輪死亡事故
三菱自に賠償命令
横浜地裁 懲罰的慰謝料認めず


横浜市で2002年、主婦岡本紫穂さん=当時(29)=が死亡、子供二人が負傷した三菱自動車製大型トレーラーのタイヤ脱落事故で、岡本さんの母増田陽子さん(56)が同社と国に計1億6500万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、横浜地裁の山本博裁判長(異動のため柴田寛之裁判長代読)は18日、三菱自に550万円の支払いを命じた。
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姉歯、木村氏同時逮捕へ

2007-02-09 19:46:01 | 技術
06/04/19の新聞記事から

姉歯、木村氏同時逮捕へ
週内にも 名義貸しと粉飾容疑


耐震強度偽装事件で警視庁と千葉、神奈川両県警の合同捜査本部は18日、1級建築士としての名義を貸した建築士法違反容疑で姉歯秀次元1級建築士(48)を、国土交通省に粉飾した決算書類を提出した建設業法違反容疑で木村建設(熊本県八代市、破産)の木村盛好社長(74)と元役員らを、早ければ週内に同時逮捕する方針を固めた。
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