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'07/10/06の朝刊記事から
力士急死 時津風親方を解雇
相撲協会「信用棄損した」
大相撲の時津風部屋で6月、序の口力士の時太山=当時(17)、本名・斉藤俊さん=が、けいこ後に急死した問題で、日本相撲協会は5日、東京・両国国技館で緊急理事会を開き、協会の信用を失墜させたとして、師匠の時津風親方(元小結双津竜、本名・山本順一さん、室蘭市出身)を同日付で解雇処分とすることを満場一致で決めた。
解雇は協会の賞罰規定で最も重い処分で、時津風親方は角界から永久追放される。
部屋を預かる師匠の解雇は史上初めて。
また協会役員にも、北の湖理事長(元横綱北の湖)が4カ月間の減俸50%、理事、監事、役員待遇の計15人が3カ月間の減俸30%の処分を科した。
北の湖理事長の減俸は6カ月間、30%とみられていたが、理事会を経てさらに厳しいものとなった。