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080426中国政府 ダライ・ラマ側と対話へ

2014-04-27 20:38:12 | 中国

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’08/04/26の朝刊記事から

中国政府 ダライ・ラマ側と対話へ
五輪混乱 沈静化狙う


【北京25日佐々木学】中国政府当局者は25日、チベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世の私的代表と「近日中に接触して協議する」と述べ、対話する用意があることを明らかにした。
国営新華社通信が伝えた。
チベット騒乱鎮圧で対中批判が高まる中、国際社会が求める対話の再開で、8月の北京五輪開幕までに混乱を沈静化させたい意向だ。

新華社電によると、当局者は「ダライ・ラマの度重なる対話再開の求めを考慮」したと強調。
さらに「中央政府の対ダライ・ラマ政策は一貫しており、対話の窓口は常に開かれている」と述べた。

一方で「ダライ・ラマ側が、祖国分裂活動と暴力の煽動、北京五輪の破壊を停止したと実際の行動で示すなら、次の協議に向けた環境をつくり出せるだろう」と、ダライ・ラマ側の譲歩を求めた。

ダライ・ラマを「祖国分裂主義者」と非難してきた中国政府の原則的立場に変化はないとみられ、対話の進展は予断を許さない。

中国政府とダライ・ラマ側との対話は、2002年から昨年7月まで6回にわたり水面下で行なわれた。
しかしダライ・ラマ側が求めるチベットの「高度な自治」を、中国政府は「実質的な独立」と見なし、平行線に終わった。
3月のチベット騒乱も中国政府は「ダライ・ラマ集団の策謀」と非難してきた。

中国を訪問している欧州連合(EU)欧州委員会のバローゾ委員長は同日、温家宝首相との会談後、記者会見で「チベット問題で近く前向きな動きがあるだろう」と述べ、中国側から対話再開の通告を受けたことを示唆した。




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