彼の生活が向上してる。
グループホームは清潔で広くて雨漏りもしなくて、快適らしい。
人から、本棚、お布団、靴を貰ったと、喜んでいた。とくに、冬でもサンダルだった彼は、靴が嬉しいみたいだった。
会った時からサンダルだったから、彼はそういう人と思ってたんだけど、考えさせられた。
お金じゃなく、物をあげれば良かったのかなって。お金をいくらあげても、タバコや缶コーヒーに消えるだけだった。
考えさせられる。
私だって、靴をプレゼントしたいと思っていたけど、でも、それは彼にとって良いことなのか、劣等感を刺激しないかとか、思っちゃって、純粋な気持ちで、してあげれなかった。パンツも、プレゼントしたいと思ってたけど、出来なかった。
平気なのかと思ってたけど、やっぱり靴が良かったんだね。アディダスのスニーカーだったんだって。サイズもぴったりだったんだって。
人々の好意を受け止めて、人並みに暮らせるようになった彼は変わりつつあるかもしれない。
わたしの支えかたは間違ってたのかなあ。
私たちは変わるのかもしれない。
体重は増えたよ。61を切れない、、、。
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