いつだったか週刊誌で紹介されていた
『家族という病-下重暁子-』。
タイトルが気になっていた。
年末にふらりと図書館に寄ったら
新刊コーナーにあって迷わず借りた。
ここに残しておこうと思っていた矢先、
偶然友人にその本のことをこんな風に
伝えていた…。
気持ちが高ぶっていたから
投げやり気味かもしれない。
"家族といっても個の集まり、
分かりあえているようで全くわかっていない。
でもだからといって"家族だから"…と
個を偽ることはない。
一方で、著者は両親や兄をもっと分かりたかった。
そのために話をすればよかったと
血の繋がった家族には後悔しているんだけれどね。
本人は籍を入れていないパートナーと二人暮らし。
独立採算制で生き生きとしている。
共感できない部分も多々あったけれど、
あ、家族ぶることないんだってスッキリした。"
人はそれぞれの役割を演じている…
それは人生そのものなのかもしれないと
思うことがある。
けれど、一抹のさみしさも感じていて、
この本で合点がいきそうな分からないような…。
☆シリーズ2も出ているらしいけれど
読む気にはならない☆
あけましておめでとうございます。
2017年が皆さまにとって
幸せな日々でありますように…。
先日の新聞"私の履歴書-高田賢三-"
にハッとする一節があった。
人生の伴侶グザビエが
亡くなる間際に書き残したという。
『皆仲良く愛してください
人を許すことも必要です』
これができたなら、
家族にも地域にも職場にも…
日本にも、世界にも、
そして自分にも
平和な幸せな日々が訪れる。
そう思わずにはいられませんでした。
☆元日に何を願いますか?☆