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有松鳴海絞大須賀彩の【日常彩り日記】

つぼみ

生花をやってみたい!
ピカピカした気持ちで冬にスタートしました。
先生も優しく教室の皆さんも優しい!
英語で生花教室。
説明や会話のほとん英語と言う素晴らしい時間です。

でも2回でやめてしまいました。
行けなくなってしまったが正しいのですが、、、

娘にさせたかった生花教室。
なんでも興味がある娘はダンスやりたい!プールやりたい!生花やりたい!と言ってました。
調べたらダンス教室も日曜日午前。
生花教室も日曜日午前中と時間が被ってしまい、娘に選んでもらいました。

生花教室では2回ともみんなに褒めてもらい上機嫌な娘。
4歳なのでハサミはまだうまく使えないもののセンスが光る作品が仕上がりました。

持って帰ったお花は毎日嬉しそうに眺め、つぼみが咲いたー!と嬉しそうでした。

ダンスを選んだ娘はずっと後悔している様子でした。あー生花もやりたかったなと言う言葉を何度も聞きました。

でも実は私はずっと複雑な思いがありました。
と言うのも
生花は美しく見せるためにつぼみをバシっと切り、美しく仕上げるために真っ直ぐな枝をグィグィ曲げ、その切り捨てられたつぼみが悲して笑顔にはなれない自分がいました。

思いっきり咲きたかったよね。。。
捨てられずに持って帰ってきたつぼみを見て、悲しくなりました。


4歳の娘に
ここを切りなさいってやっぱり言えなくなってしまいました。

当然くる質問
「なんで?」

「ここにつぼみはない方が美しくて全体がまとまるからだよ」


生花としては正しい
ですが、そんな事よりもストレートな娘は「なんで?なんで?これから咲くよ?かわいいよ?いてもいいよ?」
そうなんです。

いても良いんです。
複雑な母。

とにかく複雑な気持ちになってしまい
笑顔にはなれなかった自分です。


私が洋服展開が苦手な理由もそれまかもしれません。
ワンピースをつくるために容赦なく切られ捨てられる布がたくさんあります。
端っこだってすごく綺麗なのです。
でもサヨナラ。
長い時間をかけて作られた絞り布達。
ほとんど切らずにデザインし、展開していきたいものです。






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