なんにもない主婦のなんにもしない日記

何もない自分でありますが、どんな出来事にも幸せな意味があるから、毎日、楽しみに生きている日記。

あの時の選択

2016-07-26 | 記憶

遠い昔のことだが
気が付けば6年付き合っていた相手のこと

ふと、思い出していた

社長の息子だったので
その会社名で検索してみたら
2年前に代表取締役になっていた

同じ中学の同級生だった彼とは
自分の気持ちは不明なまま
6年間付き合っていたが
長いともなんとも思わなかった

きっとそんなに好きではなかった
今にして思えばの話

なぜ別れたのかと言えば
結婚のタイミングが合わなかったから
それがきっかけだった

大学生だった彼と高卒で就職した私
大学のそばのアパートで暮らす彼のところへ
毎週、小田急線に乗って遊びに行っていた

朝、早くから出かけて行っても
夕方近くまで寝ている学生の彼

どこかに出かけるでもなく
部屋で過ごしたり、学生街の食堂で夕飯食べたり

それから
車で東京の自宅まで送ってもらう

そんな土曜日、日曜日を過ごしているうちに

飽きてきて
仕事の仲間と遊びに行くことが楽しく
いろんなところに
友人と出かけることが増え

土曜日曜に彼の部屋に行っていたのが
日曜だけになり
毎週だったのが月に2回になり

そのうち土日は彼と会わなくなり
平日の夜に
彼が私の仕事帰りを待って会うようになり

長い月日が過ぎた

大学を卒業して就職した彼と
そんなに頻繁に会うこともなく
というか
どこに就職したのかも知らなかった

聞かなかったし、言われなかった


どんなふうに交際していたのか
今は思い出せないが

あるときに、結婚の話題になって
タイミングが合わなかったことで

私は、すんなり別れてしまった



今、彼が代表取締役だろうがなんだろうが
あの時の選択は間違っていなかった

もし仮に過去の好きな時から別の人生を歩めるとしたら

あの時、別れを選ばずにいたら
彼と一緒になっていただろうか
そして、今頃、社長夫人?


「もし」なんてないけど

想像するとワクワクする「もし」なら
いつも想像していたい

しかし
彼との結婚とかの「もし」を思ってみても
ワクワクしないから

別れてよかった


もう30年も経っているのか

時間の経過って、凄まじいですな













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