あやか と しょうま のパパのブログ

パパから彩加と匠真へのてがみです。いつかよんでもらえたら、たのしくおはなししよう!

第4章の11(空)

2015-11-26 17:59:34 | 老子
三十輻共一轂。當其無、有車之用。 
挺埴以爲器。當其無、有器之用。
鑿戸以爲室。當其無、有室之用。
故有之以爲利。無之以爲用。

以下 http://www5f.biglobe.ne.jp/~mind/index.html より引用

[書き下し文]
11.三十の輻(ふく)、一つの轂(こく)を共にす。其の無に当たって、車の用有り。
   埴(しょく)をかためて以て器を為る(つくる)。其の無に当たって、器の用有り。
   戸ユウ(こゆう)を鑿って(うがって)以て室(いえ)を為る。其の無に当たって、室の用有り。
   故に有の以て利と為すは、無の以て用を為せばなり。

[口語訳]
 三十本の輻(スポーク)が、車輪の中心にある轂に集っている。
 車輪を回すための空間があることによって、車輪に有用性が生まれる。
 粘土(埴)を固めて器を作成する。その何もない器の空間によって、器に有用性が生まれる。
 戸口や窓の穴を開けて家を建設する。その何もない戸口や窓の空間によって、家の有用性が生まれる。
 その為、何かがある『有』によって利益が生まれるが、(その有の利益は)何もない『無』の有用性によって支えられているのである。

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時には、心も空(無)にしてみよう!

悩み事を考えず、頭を空っぽにしないと、集中力は出ない。
暗記もできない。

だから、何事も無心で取り組むと良い!
無から有が生まれる!

一見役に立たないと思われる目に見えない(無)に、私達は支えれれているものだ。

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