あやか と しょうま のパパのブログ

パパから彩加と匠真へのてがみです。いつかよんでもらえたら、たのしくおはなししよう!

第4章の2(相)

2015-11-15 10:53:54 | 老子
天下皆知美之爲美、斯惡已。
皆知善之爲善、斯不善已。
故有無相生、難易相成、長短相形、
高下相傾、音聲相和、前後相隨。
是以聖人、處無爲之事、行不言之教。
萬物作焉而不辭、生而不有、
爲而不恃、功成而弗居。
夫唯弗居、是以不去。

以下 http://www5f.biglobe.ne.jp/~mind/index.htmlより引用

[書き下し文]
2.天下、皆、美の美為ることを知る。斯(これ)、
  悪なる巳(のみ)。
  皆、善の善為ることを知る。斯、不善なる巳。
  故(まこと)に有無相生じ、難易(なんい)相成し、
  長短相形にし、高下(こうげ)相傾け、音声相和し、
  前後相随う(したがう)。
  是(ここ)を以て聖人は、無為の事に処り(おり)、
  不言の教えを行う。
  万物は作られて而も(しかも)辞せず、生じて有せず、
  為して而も恃まず(たのまず)、功成って而も居らず。
  夫れ(それ)唯居らず、是を以て去らしめられず。

[口語訳]
 天下の人々がみんな、美が美であることを知ると、
 そこから醜悪の観念が生まれる。
 天下の人々がみんな、善が善であることを知ると、
 そこから不善の観念が生まれる。
 本当に、有と無は互いに対立概念
(反対の意味を持つもの)から生まれ、
 難しいものと易しいものは互いを規定し、
 長いものと短いものは互いに長さを明らかにし、
 高いものと低いものは互いに限定し、音声は互いに調和し、
 前と後ろは互いにその順序を決めている。
 その為、聖人は無為(行動しないこと)に依拠しており、
 言葉をしゃべらずに教えを伝える。
 万物は聖人によって働かされても、
 そこから逃げ出さない(嫌がらない)。
 聖人は物を作り出しても所有しないし、
 何か行動してもその結果に依拠せず、
 功績を上げてもそれに対する評価や報酬を求めない。
 聖人は他者の評価(賞賛)を受けようとしないからこそ、
 究極の境地である『道』から立ち去らせられることがないのである。

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他人と比べる視点は小さい。
本当は、全てが自分自身だから。

でも、自分ではない。どうする?

他人の評価など関係ない。全て良心が知っている。
褒美など求める意味がない。自分にした事だから。

自分が納得すればいい。
全て自分のものだから。。愛しかない。

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