あやか と しょうま のパパのブログ

パパから彩加と匠真へのてがみです。いつかよんでもらえたら、たのしくおはなししよう!

第4章の10(徳)

2015-11-25 20:04:09 | 老子
載營魄抱一、能無離乎。專氣致柔、能嬰兒乎。
滌除玄覽、能無疵乎。愛民治国、能無爲乎。
天門開闔、能爲雌乎。明白四達、能無知乎。
生之畜之、生而不有、爲而不恃、長而不宰。
是謂玄徳。

以下 http://www5f.biglobe.ne.jp/~mind/index.html より引用

[書き下し文]
10.営える(まよえる)魄(はく)を載んじ(やすんじ)、
   一(いつ)を抱いて、能く離れしむる無からんか。
   気を専らにし柔を致して、能く嬰児の如くならんか。
   玄覧を滌除(てきじょ)して、能く疵(きず)無からしめんか。
   民を愛し国を治めて、能く知らるる無からんか。
   天門の開き闔ずるに能く雌(し)を為さんか。
   明白に四に達して、能く為すこと無からんか。
   之を生じ之を畜い(やしない)、生じて而も有せず、為して而も恃まず、
   長となりて而も宰(さい)たらざる、是を玄徳と謂う。

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肉体をいただいて、この世の様々な誘惑のなかでも、道(一)を実践できるか?
この世の雑事のなかでも、赤ちゃんにように柔軟でいられるか?
ご先祖様や良心に恥じない行いをしているか?
民を愛し国を治めるほどの立場でも、目立たず謙虚でいられるか?
生命の誕生と死に際して、母のような愛情を持てるだろうか?
生死をも素直に受け入れるのだ!
全ての知恵を得ていても、自慢しないでいられるか?
何かを生み出し育てても自分の物とせず、何かを成し遂げてもそれに頼らず、
人の上に立っても取り仕切ったりしない。
これを玄徳(神秘なる徳)と言う。

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