あやか と しょうま のパパのブログ

パパから彩加と匠真へのてがみです。いつかよんでもらえたら、たのしくおはなししよう!

第4章の12(腹)

2015-11-26 18:07:59 | 老子
五色令人目盲。
五音令人耳聾。
五味令人口爽。
馳騁田獵、令人心發狂。
難得之貨。令人行妨。
是以聖人。爲腹不爲目。
故去彼取此。


以下 http://www5f.biglobe.ne.jp/~mind/index.html より引用

[書き下し文]
12.五色は人の目をして盲ならしめ、
   五音(ごいん)は人の耳をして聾(ろう)ならしめ、
   五味は人の口をして爽わしめ(たがわしめ)、
   馳テイ(ちてい)田猟(でんりょう)は、
   人の心をして狂を発せしむる。
   得難きの貨は、人の行いをして妨げしむ。
   是を以て聖人は、腹を為して目を為さず。
   故に彼(かれ)を去って此れを取るなり。

[口語訳]
 五つの華やかな色は人の目を盲目にし、
 五つの美しい音は人の耳を聞こえなくさせ、
 五つの豊かな味は人の味覚をおかしくさせ、
 野原を駆け回って狩猟をすることは、
 人の心に凶暴な狂気を生み出す。
 手に入りにくい金銭や品物は、
 それを持っている人(やそれを欲求する人)の行動を妨げる。
 その為、聖人は、腹を用いて目を用いない。
 本当に聖人は、外部世界の知覚刺激(快楽をもたらす感覚)に惑わされず、
 自己の内面の力(腹に象徴される内部に生じる気のエネルギー)を取るのである。

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自己の内面(腹に象徴される良心)を取るなり。

知覚できる我欲より腹(良心)で判断しよう!

(1/9加筆)
内面、心と言う意味での腹。どちらかといえば腹より胸かな?

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