あやか と しょうま のパパのブログ

パパから彩加と匠真へのてがみです。いつかよんでもらえたら、たのしくおはなししよう!

第4章の5(戒)

2015-11-21 23:20:19 | 老子
天地不仁、以萬物爲芻狗。
聖人不仁、以百姓爲芻狗。
天地之間、其猶槖籥乎。
虚而不屈、動而愈出。
多言數窮。不如守中。

以下 http://www5f.biglobe.ne.jp/~mind/index.html より引用

[書き下し文]
5.天地は仁あらず。
  万物を以て芻狗(すうく)と為す。
  聖人は仁あらず。
  百姓(ひゃくせい)を以て芻狗と為す。
  天地の間は、其れ猶(なお)、タクヤクの如きか。
  虚しくして屈せず、動かせば愈々出だす。
  多言なれば数々(しばしば)窮まる。
  中(ちゅう)を守るに如かず。

[口語訳]
 天地には仁(親愛な思いやり)はない。
 天地にある万物は、藁(わら)で作った犬のようなものである。
 聖人には仁の徳はない。
 聖人にとって百姓(人民)は藁で作った犬のようなものだ。
 天地の間は、まるでフイゴ(吹子・鞴=中が空洞で息を吹き込む送風装置)のようなものである。
(天地の内部は鞴のように)空洞であるが力が無くなって屈することはなく、
 動かせば動かすほどますます力が出るのだ。
 しかし、言葉の数が多い多言であれば、しばしば言葉の力を使い果たしてしまう。
(多言に陥らず)心の内部にしっかりと力を蓄えておくのがもっとも良い。

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(11/22追記)
天地(自分の外)に、ご利益(仁)など期待するな!
そんなあまったれた奴は、犬の藁人形のように粗末に扱われる。
神は、ただただ、恐れ敬い感謝する存在だ!
これは、言葉数が多くても表現できない。感得するしかないのだ。
自分自身の中(心)をよりどころとせよ!

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