あやか と しょうま のパパのブログ

パパから彩加と匠真へのてがみです。いつかよんでもらえたら、たのしくおはなししよう!

第5章の35(無為)

2016-01-25 21:55:27 | 老子
以下 http://mage8.com/magetan/roushi08.html より引用

第七十五章

原文
民之飢、以其上食税之多、是以飢。
民之難治、以其上之有爲、是以難治。
民之輕死、以其求生之厚、是以輕死。
夫唯無以生爲者、是賢於貴生。

書き下し文
民の飢(う)うるは、
その上(かみ)の税を食(は)むことの多きを以(も)って、
ここを以って飢う。
民の治め難きは、その上の為すこと有るを以って、
ここを以って治め難し。
民の死を軽んずるは、その生を求むることの厚きを以って、
ここを以って死を軽んず。
それ唯(た)だ生を以って為すこと無き者は、
これ生を貴ぶより賢(まさ)る。

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民が飢えるのは、役人の課す税金が多すぎるからだ。
だから飢える。
民を統治しずらいのは、政治が間違っているからだ。
だから、治まり難い。
民が人の死を軽く見るのは、
権力者達が自分だけは生き残ろうとして頑張るからだ。
だから、民も人の命を大切にしないのだ。
つまり、無理に生きることに執着しない者は、
自分だけは生き残りたいとこだわる者よりも、
はるかに良い人生を送ることが出来るもなのだ。

執着せずに自然に生きる者は、
人生の良い流れに乗ることができる。
明るく軽やかに生きて行こう!

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